真言宗御室派 総本山仁和寺。
この時期、ソメイヨシノよりも開花の遅い御室桜の開花時期ということで、相当な混雑を覚悟していましたが、平日の午前中、しかも雨の影響か、それほどでもありません。
大きな仁王門をくぐると、まずは勅使門のそばの満開の桜が出迎えてくれます。
さて、御室桜の開花する時期のみ、中門の内側へ入るのに入山料が必要になります。
中門を入るとすぐ左側に御室桜があります。
御室桜は一本の木ではなく、多くの木が植えられており、梅林ならぬ桜林となっています。特徴は背が低いことで、見た感じ大体2m前後のようです。
この桜林の中に通路があり、ここを歩くことになりますが、さすがにここは混雑していました。といっても、入場待ちをするほどではないので、この時期にしてはすいているのかもしれません。
そして、御室桜はちょうど満開でした。
雨なので、色がきれいに出ませんが、白い花と薄いピンクの二種類があります。
ちょうど目線の高さに花があります。しかし、今日は雨、傘をさして通路を歩くので、枝に傘がぶつかってしまいます。
定番の五重塔と合わせてみました。
もうひとつ。
小さめの花が多くついているのが特徴です。
中門を背景に。
御室桜の一番いい時に訪れたようです。ただ、地元の人も雨じゃなければ、と残念がることしきりでした。
こちらはしだれ桜。
しだれ桜とミツバツツジ。新緑との色合わせが見事です。
さて、仁和寺は他にも見るところはたくさんあるのですが、時間の都合上、金堂に参拝して次の場所へ移動します。
だいぶ雨が強くなってきました。
<その3に続く>