宿を出て、出羽三山神社に向かいます。
庄内平野の西の端から東の端へ移動することになり、思ったより時間がかかりました。
出羽三山神社に来るのは二回目ですが、前回きてからはだいぶ時間がたっています。
麓の大鳥居をくぐり、宿坊の建ち並ぶ手向地区を抜け、まずは出羽三山の入り口へ。
随神門を入るとそこはもう神域、はるか湯殿山までが出羽三山の神域になります。
深い杉木立の中、長い石段を降りていきます。
雨は降っていませんが湿度が高く蒸し暑く、空気がまとわりつくようです。
小さな広場があり、小さな社がいくつかならんでいます。
先に進むと朱塗りの神橋を越え、祓川、須賀の滝に出ます。
朱が緑に映えます。
さらに進むと爺杉があります。樹齢千年以上、天然記念物です。
ここまでくると国宝の五重塔はすぐです。
この神域にあっては五重塔も自然の一部のようです。しかし、これだけ湿度の高い森の中だとさぞ痛みも激しいことでしょう。
それにしても緑の濃い場所です。
この先、さらに進むと羽黒山頂の三新合祭殿に行くことができます。このルートが正規なのですが、時間と体力の都合上、ここで折り返し、車で羽黒山頂まで向かいます。
羽黒山有料道路を通り、山頂の駐車場に車を停め、出羽三山神社にやってきました。
三社合祭殿は建て直し中のようです。
三社合祭殿の正面に広がる鏡池は、一面に蓮の葉が広がり水面が見えません。周辺の木にはモリアオガエルの卵がたくさんついていました。
さて、ここはたくさん見どころがあるのですが、残念ながら時間があまりないので、これで次の目的地に向かうこととします。
最後に、駐車場周りに建ち並ぶ土産物店の一つ、庄内刺し子の店で土産物を購入しました。
<その3に続く>