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2024年8月6日 青森旅行 三日目 その3(黒石)

2024年08月20日 20時23分47秒 | 旅行

今回参加したツアーは、この後バスで新青森に向かい、新幹線で発地に戻り解散となります。

 

我々はここでツアーを離脱し、個人でもう一泊して帰ります。

せっかく青森まで来たので、このまま帰るのはもったいないような気がして、現地発着にしたのはこのためです。

 

 

富士見館でツアーの一行と分かれ、一足先に黒石駅に向かいます。

 

添乗員さん、バスガイドさん、バス運転手さんみな親切で優秀で、楽しく過ごすことができました。この場で感謝いたします。

また、ツアーに参加することで今までにない経験、知見を得ることができました。ツアーは割高と思っていますが、使い方によっては有効ということもわかりました。

宿のチェックインチェックアウト、施設の入場券購入等の手間を自分で行わなくてよいため、楽で良い点だと思いました。

 

 

 

富士見館から黒石駅までは徒歩15分くらいのようなので、徒歩で駅に向かいます。

しかし、富士見館から黒石市役所への道が登り坂になっていて、暑さも相まっていきなりかなりきつい状況となりました。

 

坂を上り切ったところに黒石神社があり、休憩がてら参拝していくことにします。

 

 

なかなか立派な神社で、御朱印も手書きでした。

 

 

まだ時間があるので、中町こみせ通りに立ち寄ることにします。

 

中町こみせ通りは黒石を代表する観光地で、アーケード付の古い建物が保存されている地域になります。

 

 

 

アーケードは冬に積雪や吹雪から通行人を守るために設置されたもので、道路に設置されたものではなく、建物と一体になっています。

冬だけではなく、このような暑い日にも効果を発揮します。

 

 

 

 

 

 

 

風情のある街並みですが、閑散としています。

周辺で大きな祭りが行われている昼の時間帯、青森県立美術館や三内丸山遺跡はそれなりに混雑していましたが、黒石にはそれはありません。

 

こみせ通り周辺にはお茶ができるカフェとかお土産物店のような施設がなく、観光客が来ても素通りしてしまい、結果的に集客に結びついていまいのではないかと思われます。

周辺には弘前を始め、先ほどの盛美園、猿賀公園の他、田舎舘の田んぼアート等、集客できる施設もあるので、この辺の客を黒石に誘導するような施策が必要なのではないかと思います。

 

 

中町こみせ通りから黒石駅に向かいます。

途中にはレトロな消防建物もあり、うまく活用すれば人気が出ると思うのですが。

 

弘南鉄道黒石駅。

本来であれば黒石観光の拠点となるべきと思いますが、駅周辺にそんな気配は全くありません。

観光客らしい利用者がいないわけではありませんが、地元利用者のみが対象で観光客など眼中にないといった感じです。

 

 

弘南鉄道はICカードが利用できません。

なので久しぶりに切符を購入しました。硬券ではありませんが、改札では挟みが入ります。

 

黒石~弘前間16.8kmで470円。

北総鉄道の運賃が17kmまで550円なので、地方のローカル鉄道としては高くないのではないかと思います。

 

車両は旧東急7000系。冷房車はありません。

全国の普通鉄道業者で冷房車がないのは弘南鉄道のみとなっています。

 

 

 

 

昔は非冷房車も多かったですが、現在ではある意味貴重な存在です。

 

黒石を出発してしばらくは田んぼとリンゴ畑の中を走ります。

 

 

平賀駅平川市の中心、沿線最大の駅で弘南鉄道の本社があります。

 

 

平賀の先は沿線に建物が増え、弘前に到着。

 

弘前に来たのは12年ぶり3回目です。

弘前も現在ねぷたまつりが開催されているので、活気があります。

 

 

駅の待合室がおしゃれに改装されていて、売店とかカフェコーナーーも併設されていました。

シードルを飲みながら宿の送迎車を待つことにします。

 

 

                          <その4に続く>

 

 

コメント
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