続いて伊豆薫風の夕食です。
夕食会場はそれほど広くない大広間、テーブル席ですが仕切り等はなく、あまり居心地はよくありません。
個室もあるようですが、高い部屋に泊まらないと個室には案内されないのかもしれません。
夕食はベテランの仲居さんが運んでくる、昔ながらの日本旅館のシステムそのまま、せっかくリゾート風に改装したのに、それにそぐわないシステムに感じられ、違和感を感じました。
食前酒。ニューサマーオレンジ酒にジンをブレンドしているそうです。
前菜 合鴨ロースのクワ焼き 錦野菜
これも前菜
あん肝 鮑 海老琥珀寄せ
もって菊 とんぶり酢浸し
秋刀魚寿司
干し柿百合根
林檎生ハム巻き
吸物
鶏しんじょう 椎茸 小かぶ 青味 柚子
造り 小ぶりながら伊勢海老付です。
伊豆のワサビは他とは一味違います。
焼物
鰆味噌漬け 蕪アチャラ漬け お多福豆
炊合わせ
聖護院大根 海老団子 菊菜 針柚子 七味
小鍋
寄せ鍋 金目鯛 海老 烏賊 浅利 帆立貝 鰺のつみれ 粟麩
揚物
帆立貝東寺揚げ 舞茸 青唐 ほっき貝おかき揚げ 抹茶塩
食事
鮭の炊き込み御飯 赤出汁 香の物三点盛り
水菓子
夏みかんシャーベット 杏仁豆腐 フルーツ
伊豆薫風の夕食ですが、良い食材を使用していると思います。味付けも悪くありません。
しかし、日本旅館として極めて普通の夕食で、次の料理へのわくわく感、料理が出てきたときの感動みたいなものはあまり感じませんでした。
日本酒の選択肢も少なく、結果としてあまりお酒がすすまない感じでした。
<二日目に続く>
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