菊正宗酒造記念館から徒歩で次の目的地に向かいます。
このあたりの酒蔵は近代的な建物で、マンションの間に酒蔵の工場がある、という感じの街並みです。
1995年の阪神淡路大震災でこのあたりの建物は軒並み倒壊し、その後再建されたためで、このような歴史があることを忘れてはいけないと思います。
徒歩10分程度で、櫻正宗記念館 櫻宴に到着します。
櫻正宗は関東ではあまり見かけませんが、灘の名門の一つです。
〇〇正宗、という名前の日本酒は結構多いですが、正宗を最初に使用した酒蔵でもあります。
櫻宴にはショップ、カフェのほかダイニングもあります。
ちょうどお昼時なので、ここで昼食をとることにします。
ランチタイム限定の酒蔵御膳にしました。
日本酒も当然ながら自社銘柄を中心に豊富、しかも結構安いです。
今回は宮水の華という特別純米酒にしました。一合550円。
普段酒蔵には車で行くことが多いので、こうして昼から飲めるのは最高です。
味わいはかなり辛口です。好みが辛口寄りの我々が辛口と感じるので、かなり辛口です。
前菜
冷やし茗荷蕎麦
メインは三種類から選びます。
日替わりはカンパチのあらの煮付け。思った以上の大きさです。
ここの名物らしいポン酒小鍋。これは+200円。
味噌汁の代わりに粕汁。とても上品な味で、さすが扱いになれているという感じです。
酒粕アイス。
チーズのアイスに近い感じです。黒蜜をかけてもおいしいと思います。
店内は広く、いろいろな席があります。今日は平日なので、社用での利用も多いようでした。
三宮から15分程度でこんな酒蔵の施設に来ることができるなんて、うらやましい限りです。
ショップで買い物をし、魚崎駅に戻ります。
短時間ですが、充実した灘の酒蔵めぐりでした。
魚崎駅から元町に向かいます。
やってきたのは阪神5700系。
阪神自慢のジェットカーの最新型です。阪神で初めてブルーリボン賞を受賞した車両でもあります。
各駅停車用の青胴車系列に乗車するのも初めてなので、このまま元町まで乗っていくことにします。
乗車した感想は、意外にマイルド、しかしロングシートに座っていると加減速時に上体が進行方向前後に持って行かれる感覚は、これがジェットカーなのか、という感じでした。
元町で下車し、大丸神戸店へ。目的はツマガリです。これも神戸に来ないと買えません。
<その4に続く>
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