13歳年下の妻を被写体に
青春真っ只中なガールズムービーを撮る
ハーモニー・コリン、40歳・・・(だから、何?笑)
「スプリング・ブレイカーズ」60点★★★
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女子大生4人組の
フェイス(セレーナ・ゴメス)にキャンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)、
ブリット(アシュレイ・ベンソン)
コティ(レイチェル・コリン)は
春休みの1週間、みんながハメを外して楽しむ“スプリング・ブレイク”を
フロリダで過ごす計画を練る。
資金不足をある方法で切り抜けた4人は
ついに美しいビーチと音楽、酒とドラッグが飛び交う
パラダイスにたどり着く。
「やっと居場所を見つけた」――と
最高に盛り上がる4人だったが――?!
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退屈な女子大生たちが
「ここではない何処か」を目指して疾走する
青春映画。
フルーツカクテルかグミキャンディのように
とにかくカラフルでポップな色使いと
20歳そこそこの少女たちの
弾けるような肉体。
そして、それ自体が音楽のような映像の独特のリズムが
とても美しい。
特にブラックライトのなかで浮かび上がる
ビキニの後ろ姿が印象的だった。
若者特有のやり場のないパッションを
よく表現していると思うんですが、
でも中身はホントに
「暴走する青春!」ってだけ。
ハジける若者たちの描写は、刺激的だけど
そこまでドギつくはなく、
安心して見られる反面、やや物足りなくもありました。
主演のセレーナ・ゴメスやヴァネッサ・ハジェンズは
ディズニー・チャンネルのドラマ出身の
米若手セレブで
(セレーナは「ハンナ・モンタナ」に出てた!)
アイドル系の彼女たちが
こういう映画に挑戦したことが、
かなりニュースなんだそうな。
なるほどねー。
そしてスプリング・ブレイクって
ホントに盛り上がるのねーというのが感想。
若者たちの酒池肉林の狂乱シーンを見ながら
「ピラニア3D」を思い出してしまったワシでした。
「そうそう、このへんでピラニアが・・・」(笑)
★6/15(土)から全国で公開。
「スプリング・ブレイカーズ」公式サイト