これ好きだ!2回観ちゃった(笑)


「シング・ストリート」81点★★★★






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1985年、
大不況下のアイルランド・ダブリン。

14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ・ピーロ)はいま
人生のどん底にあった。

父の失業で、公立の荒れた学校に転校するハメになり、

初日から校長のイジメに遭い、
さらに不良に目をつけられてしまう。

そんなある日、学校の前で
大人びた少女ラフィーナ(ルーシー・ボイントン)に


一目惚れしたコナーは

バンドを組んで、彼女を
ミュージック・ビデオに出演させようと決意するが――?!




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「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」の
ジョン・カーニー監督作品。
ずっと音楽を題材にしている監督の


自伝的なストーリーだそうで

餅は餅屋、じゃないけど、うまいですねやっぱり。

まずは
デュラン・デュランにa-haに、ザ・キュアーに・・・と
登場曲の懐かしさに悶絶(笑)

主人公たちが作る
バンドの曲も超グッド。



学校のはみ出し者たちが集まって、バンドを組み




ミュージックビデオを作り、
少年たちの成長、アドバイスをくれる良き兄貴・・・と
青春や友情のキラキラ

グッときます。


また彼らが作るミュージック・ビデオが
素人丸出しながら
「あったあった、こういうショット!

当時の“ナウ”のツボを押さえていて、最高(笑)


掃除機ホースに口を突っ込んで
エフェクトかけたりとかも
抱きしめたくなるほど笑えました。

特に曲作りを担当する
エイモン君(マーク・マッケンナ)が80年代男子っぽい。好みだわ~。


系統からすると「ウォール・フラワー」とか、
昨年なら「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」にハマった方に
ぜひおすすめしたいです。

★7/9(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイント渋谷ほか全国で公開。
「シング・ストリート 未来へのうた」公式サイト