観たあとすぐは「なんじゃ、こりゃ?!」と思っても
けっこう「残る」映画がある。
これも、そんなタイプ。
「アンダー・ザ・シルバーレイク」71点★★★★
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ロサンゼルスのシルバーレイクに暮らす
サム(アンドリュー・ガーフィールド。
理想だけは高くとも、仕事ナシ、彼女ナシで
悶々と日々を過ごしていた。
そんなある日、サムは
隣に越してきたサラ(ライリー・キーオ)にズキュン、と胸を打たれる。
だが、ちょっといい雰囲気になったデートの翌日、
彼女の姿は忽然と消えていて――?!
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デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督。
いや~不思議なというか、人を喰った映画というか(笑)。
姿を消した女性、暗号に陰謀説・・・・・・
ロスの街が魔界になる、「マルホランド・ドライブ」的世界。
いったい、なんなの?と思いつつ、
しかし、これがまた不思議なことに腹が立つわけでなし。
ぬた~っとしたLAの闇にその身を浸したような
妙な感覚が、知らず、観た人にまとわりつく感じで
けっこう「残る」んですねえ。
なにより
主演のだるだる~でダラダラ、無精ひげにダサT、
もっさりしたヲタ青年アンドリュー・ガーフィールドが
あれ?いつもより、断然カッコイイじゃん?的な発見もあり(笑)
新鮮でした。
監督、日本LOVERでかなりのヲタらしい。
来日の予定がNGになってしまったのが残念~
会ってみたかったなw
そうそう、公式ホームページのエフェクトすごくいい。ぜひ試してみて!
★10/13(土)全国で公開。