いや、こんな(失礼!)ビジュアルですけどね、
意外にドラマ派&ライトタッチで見やすいのだ!
「ヴェノム」70点★★★★
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正義感溢れるジャーナリスト、エディ(トム・ハーディ)は
恋人のアン(ミシェル・ウィリアムズ)とラブラブ、
仕事も波に乗っていた。
が、彼は医学分野に貢献する<ライフ財団>を取材中、
同財団が「人体実験で死者を出している」との情報を掴む。
エディは取材中に若きトップ(リズ・アーメッド)を問い詰めるが
取材は中断され、エディは会社をクビになってしまう。
恋人アンにも去られ、自暴自棄になっていたエディに
ライフ財団の科学者ドーラ(ジェニー・スレート)がコンタクトを取ってくる。
「あなたが掴んだことは、全て真実。ここでは恐ろしいことが行われている」
――いったい、何が行われているのか?
そして
それを突き止めようとしたエディは
“あるもの”と接触してしまい――?
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マーベル史上“最も残虐な”ダークヒーローの誕生。
ビジュアルはド級に怖いけど、
意外にシビアすぎず、見やすかったのが驚きでした。
「あるもの」によって異変が起こる前の
主人公エディのドラマ部分の比重が大きく、
恋人役のミシェル・ウィリアムズ、
女性科学者ドーラ役のジェニー・スレート(「gifted/ギフテッド」のあの先生!)と、
ま~女優センスが抜群!(笑)なので
女子的にもOKだよなーと思います。
ただ
中盤までのドラマの物量に比べ、
バトルが想像よりあっさりめで、しかも文字通りグチャグチャなあたり(笑)
微妙なアンバランスさは感じたかな。
それでも
昨今、アメコミ原作の映画世界にも政治ネタとか人道的見地とか(まあ、当たり前なんだけどね・・・)、
過剰なポリティカル・コレクトネスやら
コンプライアンス系が入り込み、若干の面倒さを感じてもいたんで、
ワシ的にはこのストレートさ、意外に楽しめました。
それに現実にはもっともっと、
目を背けたくなるようなグロいネタが満載だもんね・・・・・・。
★11/2(金)から全国で公開。