演劇やまと塾公式ブログ

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久しぶりの読書

2017年10月27日 19時49分58秒 | 台本を覚えるには

           書庫梯子  降りずに  釣瓶落しかな

                        現代俳人文庫『能村研三句集』より

 

このところ芸術の秋を求め外出が(舞台鑑賞)多かったせいか

なぜか家でゆっくりと読書したい気分。読書は本さえあれば季節に

関係なくいつでも手軽に読めるのに、なぜ改めて「読書の秋」と・・

 

爽やかな気候が読書するのにぴったり?   私も秋の夜長の昨夜、

つい最近お友達から頂いた江戸しぐさと言う本を読んでみました。

 

 『おもき心』(芝三光)という本で

おもいやり・もてなし・きくばり・ 等 こと細かく書かれています。

 

今まで知らなかったのですが、お彼岸の「ぼたもち」と「おはぎ」は

同じ和菓子を牡丹が咲く春には「牡丹もち」で   「ぼたもち」、

秋には秋の七草「御萩」で   「おはぎ」  と呼ぶそうです。

 

又、生活するための大切な事をたくさん教えてくれた本でした。

 

その中の一つの文章が、当たり前のことなのに、

私自身に反省を促してくれました。その言葉とは、

 

『人の意見は素直に聞く。つまり相手の発言や助言をきちんと受け止める。相手が感想や意見を喋っているときは、まず素直に聞く。

途中で水を刺したり、話の腰を折ったり、茶々を入れないことが

話す人への礼儀です』

 

   今さらですが、 今まで知らなかった知識や

人間としての心を学び、得した気分の

                                                               かっちゃんでした