じゅんきーです
先日(10月23日)「綾瀬でオペラを!の会」の「魔笛」を観てきました
昨日の育子さんも、このことを言っていますが…
すばらしかったです。
途中の休憩を入れて約3時間半の大作ですが、
演奏と歌と演技に引き込まれて、楽しい時間でした。
まず、前奏曲が流れ始めると、会場の空気が変わり、
まだ上がらない緞帳の錦糸の模様が輝き始めて、
これから始まる魔笛の世界に自然に引き込まれていくように思えました。
舞台装置は、どの場面も変わらず、大きな門が1つと段差があるだけ、
かわるがわる登場人物が出てきて芝居をして歌って去って暗転、という流れで、
ストレイトプレイやミュージカルから見ると、ブツブツ切れているのに、
それぞれの歌がすばらしく、説得力があり、歌詞はドイツ語で字幕で読むのですが、
その人、その世界に引き込まれました。
歌をつなぐ芝居は、日本語だったのでわかりやすく、芝居も素晴らしかったです
特に、パパゲーノとパパゲーナおもしろかったです。
ファンタスティックな楽しい物語ですが、
歌や台詞のあちこちに、多様性や、共生を訴える言葉があり、
さすが、モーツアルト
現代に通じるもの感じました。
さすが総合芸術、生のオペラのすばらしさを感じました
すばらしい機会でした。