大女優です。
6月9日(日)にバーデンバーデンの2回目の稽古、
そして今日は3回目の稽古です。
I演出家は定刻通りにいらして稽古が始まりました。
初めて本公演の舞台に立つ人、I演出家の指導を受けたことのない人もいるので、
とても丁寧にかみ砕いて説明してくださいました。
芝居にはしどころというものがある。
稽古の流れは、読みの稽古、テーブル稽古、台本を持っての立ち稽古(半立ち稽古)、
立ち位置を決めメモしながら半立ち稽古をする、台本を放して立ち稽古をする、
通し稽古(稽古場でやるもの)、ホール稽古(ホールでやる稽古、通しとは限らない)
場当たり稽古(ホールでやる)、ゲネプロ(本番と同じようにやる)
注意点としては稽古場の通し稽古の時は絶対に止めないこと。間違ってもごまかしてやる。
6月2日の稽古の時は全員テンポが悪かった。相手のセリフのすぐ後にいう。すこしかぶるくらいに。
今回の芝居は人情喜劇。軽い芝居をやってほしい。とらさんの世界。(ギャグ芝居ではない)
真面目に普通にやる。変に作らない方がいい。
与えられた役が今何をしているのか、何をしたいのか、考えながらやる。
動きをつけると混乱するので、その前にしっかり読みの稽古をし、しっかりセリフを言えるようにする。
その後歌やダンスをつけていく。
丁寧な説明を伺い、芝居の稽古の基本を再確認させていただいています。
平日を含め、毎回来てくださるそうで、休まずに来ていると相当力がつくのではないかと
思います。
Iさんが演出してくださることはめったにないので、しっかり吸収したいと思います。
そして一人ひとりが成長して、素晴らしい舞台にしたいですね。
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