植野美枝子料理・菓子スタジオの毎日

料理・菓子研究家奮闘の毎日を綴るブログ
著書:作りおき・使いまわしおかず365日他 

ディープな中華街の楽しみ方 第4話

2009-05-15 02:04:30 | おもてなし料理とデセール


 今回の中華街ツアー お食事の最後は、これ。「秘伝のスープ」
これを食べたら、明日は1日中体に穏やかに効いてくる!
 このスープだけは、メニュー外にマダムが特別料理として考えてくださったものです。
 獅門酒楼さんは、広東料理店なのですが、このスープは体が疲れた時に、前日から乾物類を戻しておき、
なんと「器ごと5時間蒸して」作る料理方法なんだそうですよ!
 貝柱や干しシイタケ、くこ、鶏肉など滋養によいものばかりが入っていました。
 蓋をあけると、ふわりといい香り。さあ、召し上がれ!

 

 サンラータンスープと蒸しスープ どちらもファンになりました。



 最後に1品忘れていました。 
タロイモとむかご、ホタテの湯葉包み オイスターソース風味。
 これも優しいお味です。タロイモの風味もあり、あんがとろりとかかっています。
中華料理の湯葉巻き、かなり贅沢ですね。



 最後はジャスミンティーをマダムが入れてくださいます。お盆は螺鈿(らでん)。
このコースには、お酒とデザートは個別に支払うこととして、今までのお料理で
おひとり様4,000円でした!!

 前日に料理の打ち合わせをさせていただき、予算内で組み合わせしていただ来ました。 
 もし、お料理を堪能したかったら、こうした事前打ち合わせをやるのと、
行ってその場で決めるのでは、同じコースでも全然違った味わいになるかと思います。
 この他、マダムの長い歴史ある中華料理店のお話、調度品、茶器などのお話がまた楽しい。
 
 最近の中華街がテーマパーク化してしまったり、食べ放題ばかりが人気をはくしている中で、シェフが腕を振るって支度した料理は、すべて心と体に沁みるお料理ばかりでした。
 修学旅行で来る生徒さんにこそ、「将来大人になったら又足を運んで来てみたい!」と思う料理を食べさせてあげたらいいのにね。と、マダムのお話が印象的でした。
 

miecoueno料理・菓子スタジオHPhttp://www.geocities.jp/miecos_sweets_studio/
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