青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

豊中駅前 新開地デパート

2019-12-06 | 昭和・懐かしい北摂の風景

一部の方しか楽しめないのは分かっていますが、1977年(昭和52年)の阪急・豊中駅前と、現在の豊中駅前を同じ地点から見比べてみました。

写真右のビルは、昔は1~2階が新開地デパート。3階以上がニチイでした。

2階には僕が、いろんなレコードを買った「交声堂」がありました。ここの店長は、知らない歌はサビを歌えば、「これだね」とレコードを出してくれたし、他店に比べてレコードを入れるビニール袋が厚手で特殊なものを使っていたので、レコードの高級感が増したものです。現在の写真の歩道橋・2階踊り場から直接お店に入ることが出来たのですが、残念ながらお店はギリギリこの写真には写っていません。現在「交声堂」は千里中央店もセルシー閉鎖に伴い閉店。長い歴史に幕を降ろしました。

同じ階には本屋があり、1階のお寿司屋さんは、友人のお父さんが経営してました。3階文具では、当時ブームだったアメフトの下敷きやノートを購入。

当時はここで手に入らないものを、大阪・梅田まで行き、紀伊国屋や阪急百貨店で購入したものでした。今はネット・・・。便利なようで、いろいろなものを見つける買い物の楽しみは、随分減ってしまいました。物を買う楽しみ、手に入った時の嬉しさ、その為に働く実感が、社会から薄れて行くような気がします。