青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

阪急・石橋 ~改札前商店街

2024-04-13 | 昭和・懐かしい北摂の風景

賑やかな駅前も、今やどんどん廃れて行きます。駅自身は綺麗に建て直されますが、人が閑散とした駅になって行きます。少子高齢化の一言で済まされて良いものでしょうか?寂しいものです。

しかし大がかりな駅前再開発がされなかった代わりに、昔ほどではないにしても、今も人で賑わっている駅が少ないながらもあります。この阪急宝塚線・石橋阪大前駅もそうです。明治43年(1910年)「石橋」駅として開業。石橋という名前で親しまれて来ましたが、令和元年(2019年)10月1日に「石橋阪大前」駅と改称しました。

写真は昭和52年(1977年)石橋駅・西口改札前。石橋駅は西口側が繁華な駅ですが、周囲が立て込んでいるので、駅舎の外観の写真は撮影出来ません。写真左上に看板が見えますが、2階にあった喫茶店「エルベ」には、大学時代によく行きました。今はもうありません。石橋も喫茶店はかなり姿を消しました。

現在は駅名も替わりました。エルベのあった場所は建物もそのままに残っていますが2階は使われておらず、1階はケーキ屋さんのミオールになっています。右側は時代の流れで、しまやカメラ店からコンビニ・ローソンに変わってしまいました。

1枚目の写真から数メートル改札を出て進んだ地点がここ。昭和53年(1978年)、市民カーニバルの石橋パレードの時のもの。子供神輿が商店街を通っているところです。写真右側に写っている「不二家」は今も営業しています。

昔の写真を見ていていつも思うのは、マスク着用者がいないこと。花粉症という言葉さえ、僕の学生時代には一般的では無かったと思います。そもそも花粉症だと自分で言う人が、僕の周囲にはいませんでした。マスクと言えば、学校の掃除の時間に使うガーゼのものという認識でした。

栄えている駅前商店街には、これからも頑張って欲しい!