今年も秋が無く、いきなりの冬。寒くなりましたね。
紅葉が京阪神では後1歩ということで、紅葉狩りよりも心はクリスマスの方を向いてしまいます。欧米では感謝祭に向けて盛り上がっており、それが終わってからクリスマスシーズン到来なのですが、日本ではTVのCMでは「ブラックフライデー」が盛んに流れているものの、街中はクリスマス・デコレーションが既に出揃っています。
昔に比べれば、街を歩いていてもクリスマス・ソングを耳にすることもありませんが、イルミネーション等の飾り付けはあちらこちらで見られ、昔とは比較にならない程綺麗です。でも、街中でクリスマスケーキを山積にして販売してる光景は、ほとんど見なくなりました。いろいろとクリスマス商戦にも変化はありますね。
写真は昭和38年(1963年)の、阪急百貨店のクリスマスセール。
高度成長に拍車がかかり、暮れの繁華街は活況を呈していました。とりわけ百貨店のイルミネーションが際立ち、時代の熱い息吹を感じさせたものです。翌年に開催される東京オリンピックのPR看板が、写真左側の国鉄大阪駅東口前に見えますね。