大阪ではコロナ禍以前から、中古レコード店が閉店して行きました。アナログ・ブームとマスコミ等に言われながらも、実際に店舗は無くなって行きました。
CD販売は日本では健闘しているものの、海外では落ち込みが激しく、ダウンロードや配信が音楽の主力商品となっています。
そして遂に、大阪のど真ん中・タワーレコードのマルビル店が、2022年1月19日(水)をもって閉店となるアナウンスが本日ありました。
大阪にはこれからも梅田NU茶屋町店が残りますが、ジャズや海外ロック、大人の音楽を求めようとすれば、NU茶屋町店では無理です。2店に行って実際に品揃えを比較すれば、それは明白です。
これで益々「通販勢」が力を伸ばすのでしょうが、アマゾン等は梱包がどんどん簡略化して行くので、CDを購入してもケース割れが多いし、商品に傷が付くことも多い。数万円の高額商品でもダンボール箱ではなく、袋で送って来ることも多く、高価なパッケージが角打ちしていたり納得出来ないこともあります。
だからこそ、店舗で買いたい。他にも知らない商品との出会いを求めたいと思うのですが、書店等他にもいろいろな店の閉店が続きます。インターネットにより社会の形態が変わり、それにコロナ禍が拍車をかける。この先世の中が変化して行くのは当然ですが、今よりも嫌な変わり方はしてほしくないと思います。