いきなりのニュース速報。女優で歌手の中山美穂さんが今日、自宅で亡くなったことが分かりました。54歳でした。
捜査関係者によると、きょう正午すぎ、東京・渋谷区にある自宅で関係者から110番通報があり、警察官などが駆けつけたところ、浴槽で死亡しているのが確認されたということです。
中山美穂さんはきょう、大阪でのクリスマスコンサートの開催を予定していましたが、「中山美穂の体調不良の為、公演を中止する運びとなりました」と中止を発表していました。
死亡原因などはまだ分かっていませんが、早過ぎる・・・残念なことです。合掌。
僕はファンでもなんでもありませんでしたが、ホイチョイプロ製作の映画「波の数だけ抱きしめて」が大好きで、DVDで定期的に観ているのですが、その主役が彼女。映画の舞台は1982年。西海岸文化全盛の頃、学生時代最後の思い出に本格的なFM局の設立をめざす若者たち。そんな彼らのひと夏の夢と恋を、湘南の潮風と波を舞台に心地よい洋楽やユーミン・サウンドにのせて描いた、ちょっぴり懐かしくも新しい青春映画です。
僕も大学生時代、無線免許を取って自動車に設置し、2台に分乗した仲間たちと更新しながらドライブをしたり、海に山にアルバイトにと青春時代を謳歌しました。FM局を設立しようとは思いませんでしたが、FMを使って学内でミニ放送をしたり。洋楽は山ほど浴びるように聴きました。そして、就職活動へ。友人たちとも別れてそれぞれの社会人としての道へ。「波の数だけ抱きしめて」は、そういう時代を思い出させる、ホイチョイプロダクション製作の素敵な映画です。
今夜は追悼鑑賞です。
追記:昔、ビル・エバンスのコンサートチケットを購入し、楽しみにしていたら、亡くなってコンサートが中止になったことを思い出しました。