昔、昔、レコードが高価で、なかなか手が届かなかった青春時代、FM放送をエアチェックしたり、レンタルレコード店でレコードを借り、カセットテープに録音したものでした。
そうやって作った大切なカセットテープのケースには、アーティストの写真を入れ、インディックスカードの背ラベルには、インレタを使って綺麗な文字を入れたものでした。
インスタント・レタリング。値段も高かったし、よく使われる文字から無くなって行くので、逆に全く無くならない文字も多かったですね。
英語の場合、アルファベットで1番多く使われるのは、“e”だと言われています。
シャーロック・ホームズの「踊る人形」では、いろいろな姿の人形がいくつも並んだ暗号が登場し、それを解読する時、1番多く登場する人形を“e”だと、ホームズは推理しました。
インスタント・レタリング、懐かしい・・・と思う方がいらっしゃったら、とても嬉しいです!