青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

りんご飴、どうして買わないの?

2021-05-11 | 昭和・思い出は色褪せない

「(露店で)りんご飴、どうして買わないの?」

小さな頃からず~っと、あの甘い香りに惹かれるのですが、まだ食べた事がありません。それが「りんご飴」です。今はそうでもありませんが、昔は露店のスター!

子供の頃、初詣などで「買って欲しいな~」という食べ物があっても、「こういう所で売っているモノは、埃っぽいので身体に良くない。砂をまぶしてるのと同じ。それにこういう食べ物は身体に悪い」と親に言われ、生まれてこの方、露店で何かを買って食べた事がありません。

特にりんご飴は、「あんな色をした“りんご”を見た事ある?」と露骨に嫌な顔をして、親から言われました。「じゃあ、栗は?あれは殻の中だから、砂がついていても大丈夫」と言うと、「手がものすごく汚れるようなものを口に入れる?」と。

綿菓子にしてもフランクフルトにしても、身体に悪いというのは分かりますが、何も買わないというのも子供にとっては、かなりの我慢です。

20年ほど前、僕が自分の子供にも「駄目」と、初詣で言っていると、母親が「おばあちゃんが買ってあげる」と。😱

実は昔僕に買わせなかったのは、「あの頃は無駄使いするお金が無かったから・・」と。「じゃあ、今日りんご飴買う?」と言われましたが、あれだけ身体に悪いときつく言われ続けて来たから、今更「買ってあげる」と言われても・・・😑

ということで、今更買えなくなったのです。でも、どんな味なのだろう? 甘い匂いに誘われた僕はカブト虫~🎵

*写真は13年前の、九段下・靖国神社での花見の露店です。



最新の画像もっと見る