「(露店で)りんご飴、どうして買わないの?」
小さな頃からず~っと、あの甘い香りに惹かれるのですが、まだ食べた事がありません。それが「りんご飴」です。今はそうでもありませんが、昔は露店のスター!
子供の頃、初詣などで「買って欲しいな~」という食べ物があっても、「こういう所で売っているモノは、埃っぽいので身体に良くない。砂をまぶしてるのと同じ。それにこういう食べ物は身体に悪い」と親に言われ、生まれてこの方、露店で何かを買って食べた事がありません。
特にりんご飴は、「あんな色をした“りんご”を見た事ある?」と露骨に嫌な顔をして、親から言われました。「じゃあ、栗は?あれは殻の中だから、砂がついていても大丈夫」と言うと、「手がものすごく汚れるようなものを口に入れる?」と。
綿菓子にしてもフランクフルトにしても、身体に悪いというのは分かりますが、何も買わないというのも子供にとっては、かなりの我慢です。
20年ほど前、僕が自分の子供にも「駄目」と、初詣で言っていると、母親が「おばあちゃんが買ってあげる」と。😱
実は昔僕に買わせなかったのは、「あの頃は無駄使いするお金が無かったから・・」と。「じゃあ、今日りんご飴買う?」と言われましたが、あれだけ身体に悪いときつく言われ続けて来たから、今更「買ってあげる」と言われても・・・😑
ということで、今更買えなくなったのです。でも、どんな味なのだろう? 甘い匂いに誘われた僕はカブト虫~🎵
*写真は13年前の、九段下・靖国神社での花見の露店です。