この写真のもの、何だか分かりますか?
僕が小学校に行く以前のこと。どこの家の庭先や窓の辺りに、必ずぶら下がっていたものがありました。
そう、これはハエ取り紙。
茶色で、ダラ~ンとぶら下がっていて、そこに虫が何匹もくっついて真っ黒になっていたものです。人がくっついても、容易に取れませんでした。
家の中で観葉植物なんかを育てていると、小バエが必ず飛びます。香りで寄せ付けて捕まえる・・なんてゼリー状のものが入った置物を設置しても全く入りません。あの「ハエ取り紙」正確には「ハイ取り紙」があればな~と思ったものでしたが、今も売っているのです
しかも往年の本家「カモ井加工紙」の製品がです!
筒のものから、あの茶色い紙が出て来ます。昔ながらの品物です。殺虫剤成分を使っていないので、市場の食べ物を扱うお店にもぶら下がっていました。よく虫を取ってくれるのですが、見た目が悪くなって行くので、頻繁に交換していた記憶があります。我が家では、これが汚いお店では食べ物を買わないようにしていました。
今ではこんな短冊のような紙(模様入りなので引っ掛かった虫が目立ちません)もあり、これは100円ショップで売っています。綺麗だけど効果のほどは僕は知りません。
昔ながらの本当に役に立つ製品が、今も手に入るのは助かります。