28日の拙稿「”空疎な自画自賛~首相所信表明演説”で、首相は、政権に都合の良い事項ばかりをあげつらって、国民の大多数が陥っている暮らしにくさや困難に何一つ寄り添おうとしない」と述べた。
それを裏付けるのがこれ。
30日の新聞(朝日)に載った記事だが、経済の6割を支える個人消費がますます痩せ細り、家計支出が減り続け物価も下げ止まらない。
こうした現実を直視して軌道修正すべきなのに、公共事業中心の(28兆円もの)補正予算を実行する(せざるを得ない)と言う。それこそ、アベノミクスの破綻を物語るものではないのか。