昨日午後、札幌Kitaraのコンサートに出かけた。
長い冬ごもりに飽いたのか、また、土曜日の午後でもあり、札幌は、駅も電車も中島公園もレストランも、どこも大勢の人でいっぱいであった。
コンサートは、「札幌雪あかりの物語」をテーマに、北欧ノルウエーやフィンランドの作曲家がつくった曲を中心に演奏された。
プログラムは、
・グリーグ 「ペールギュント」第1組曲 作品46
・ショパン 「ピアノ協奏曲第2番」ヘ短調 作品21
・シベリウス「交響曲第2番」ニ長調 作品43
の3曲。
演奏は、高関健指揮の札幌交響楽団。ショパンの2番には、ソリストして牛田智大君が登場した。
どれも耳慣れた名曲ばかりであったが、やはりショパンのコンチェルトがよかった。
牛田君のピアノは、17歳の青年とは思えない要所をきちんと押さえたオーソドックスなもので好感が持てた。
アンコールに弾いた「幻想即興曲」がすばらしかった。この1曲を聴くために札幌まで出てきたような気になった。
会場はほぼ満席で、いつになく若い女性の姿を多くみかけたが、あるいは、牛田君めあての人もおられたのかも知れない。
蛇足:私たちの月一のコンサート詣は、「たまに行くなら・・・」も兼ねていて、今回は、ホール内にある「Kitaraレストラン」でのランチであった。
レストランも混雑していて、幸い、予約していたから席にはついたが料理の出が遅く、海鮮料理を頼んだ家内は「今、釣りに行っているのよ」とすましていた。
ただ、キノコのスープも(小生が頼んだ)子羊の煮込みも美味しかったので良しとした。