一昨日(23日)午前4時頃、道南の洞爺湖町付近(バルーンマーク)を走行していたJR貨物の19両編成貨物列車が脱線した。
脱線したのは、2重連となっていたデイーゼル機関車の先頭車両で、その後の調査で車輪の台車と車体をつなぐ金具が破損したためとわかった。
この「レッドベア」の愛称を持つ機関車は1台で約100トンもの重量があり、これが2重連で高速走行をすれば線路に対する負荷も相当なもので、保線上の問題もあろう。
現に、この道南エリアでは2013年9月にも(貨物列車の)脱線事故があり、この際は、保線情報の改ざん等で、線路の間隔が規定値を越えていたのが原因とされた。
実際、昨秋、このエリアを在来特急で移動したが、その際の列車の揺れの激しさは想像を絶するものがあり、素人感覚としては、また脱線してもおかしくないと思った。
今回も貨物列車だったので人身被害はなかったが、安全対策面からも車両は勿論、保線にも万全を期して欲しいと思った。地図、写真はネットから拝借しました。