こんな泥棒の論理は通用しない。
「新基地建設」に対し、70%をこえる沖縄の人々が「No!」を選択した。
これ以上はっきりした民意はあるまい。
アベ政権は無視するのか。それは、民主主義や地方自治の(憲法の)理念を根底から覆すものだ。
加えて、これを報道するマスコミの姿勢も厳しく問われている。
全有権者比と言うなら、「賛成」は1割にも満たないと言うべきだ。
そして、当初、県民投票をボイコットしようとした5つの市での投票結果も注目された。
あれこれ(やらない)理由を述べてはいたが、結局、こうした結果を見たくなかったということだ。
先の大戦末期、沖縄県民が払った大きな犠牲と、戦後70数年にわたり過大な基地負担に耐えて来た沖縄の人々に、これ以上何をせよというのか。
本土に住む私たち一人ひとりへの問いでもある。 写真は、沖縄タイムスから借用しました。