6月16日シェーンブルン宮殿で開催されたウィーンフィルによるサマーナイトコンサート。
今年は、指揮者のアンドリス・ネルソンスとチェロ奏者のゴーティエ・カプソンがともにコンサート初登場となった。
テーマは、「ヨーロッパ共通の音楽遺産」とかで、演奏曲目に19世紀後半~20世紀前半に活躍したウクライナの作曲家リセンコ、ネルソンスの故国ラトビアの作曲家マスカッツの作品が含まれている。
収録曲
01 ベートーヴェン 「レオノーレ」序曲 第3番 Op.72
02 リセンコ ワルツ ハ短調 Op.39-1「告別」
03 マスカッツ シンフォニー・オーケストラのための「タンゴ」
04 サン=サーンス チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33
05 スコリク メロディ
06 ロッシーニ 歌劇「泥棒かささぎ」序曲
07 エネスコ ルーマニア狂詩曲 第1番 イ長調 Op.11-1
08 スメタナ 歌劇「売られた花嫁」序曲
09 ドヴォルザーク スラヴ舞曲 ホ短調 Op.72-2
10 J.シュトラウス2世 ワルツ「ウィーン気質」 Op.3
屋外での演奏会ということもあり、新春の楽友協会での収録という具合には行かず、いまひとつの感がまぬがれない。
Sony Classical 19658717502