「サンデー毎日」誌に「俳句王(ハイキング)」という投稿句を紹介するコーナーがある。
毎週、最も優れた作品に「俳句王」の称号を贈り、その作品を掲載する。
14日発売の同誌では、「枯野」という出題に神奈川県のYさん(89歳)が
「黄泉(よみ)路まで脚ならし行く枯野かな」
という句を寄せ「俳句王」となった。
選者の堀本裕樹氏は、「冥土への脚慣らしという捉え方に余裕と覚悟を感じる」と評されていたが、小生も共感しつつ拝見した。
蛇足~このYさん、あるいは小生の現役時代、同じ職場でお世話になった方ではないかと思いメールを差し上げたが、残念ながら返信はなかった。