昨日NHKプラスで、Nスペ「グランパの戦争~従軍写真家が遺した1千枚」を見た。
この番組は、8月16日午後10時30分からNHK総合で放送されたもの。
オランダ在住のママさん写真家は、祖父が米軍の従軍カメラマン時代に撮影した1,000枚を越すスチール写真に接し驚愕する。
そこには、硫黄島での日米の死闘が記録されていた。
所狭しと並べられた米兵の遺体、頭髪を残したまま晒された日本兵の頭蓋骨、さらに占領下の進駐軍向け「慰安施設」内部の写真など、正視に耐えない写真の数々であった。
他方、捕虜となった日本兵が、与えられた煙草を吸いながら取り囲む米兵と交歓する1枚もあり、単に惨い(むごい)というだけでなく、「戦争とは何か」を深く考えさせられる番組であった。写真は、同HPから拝借しました。