週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。
今週のお題は・・・。
結果を拝見して、なるほどと思った。
小生も、どちらかと言えば「歴代自民党政権は卑屈に従属し、それを助長している」と思っていたので、わが意を得たりの思いである。
例えば、歴代の米国大統領が日本訪問の際、専用機で米軍横田飛行場へ乗り付けて来るなど、その典型ではないか。
今回は、丁寧に記事に記された読者の声を再録してみよう。
先ずは、現状認識について・・・。
●日本が戦争の総括をきちんとせず、米国のいいなりになっていることに危機感を覚える。(京都、65歳女性)
●依存というよりは従属。(千葉、75歳男性)
●「ドラえもん」のジャイアンとスネ夫みたいな立ち位置。(千葉、54歳女性)
●沖縄は現在の日本の縮図。沖縄で日々行われている不条理を他人事だと思っている人は能天気すぎる。(兵庫、72歳女性)
●米国は原爆を落として多くの民間人を死に追いやったにもかかわらず、現在の日本人はなぜここまで米国追従になれるのか。(東京、59歳男性)
●アメリカから押しつけられた形の日本国憲法で戦争放棄を掲げているのに、安全保障は米国の核の傘の下にいることを、たいていの人はなぜ疑問に思わないのか。(愛知、39歳女性)
他方、これらに懐疑的な見方も・・・。
●米国に頼らなくても日本を守れるのか。世界の平和のため武器を持たず交渉だけでやっていけるのか。世界の情勢を考えると方策がなく悔しい限り。(愛知、62歳女性)
●戦争で敗北せず大日本帝国が続いていたらもっとびどい世の中になっていた。対米依存・従属の現状も最悪ではない。(神奈川、66歳男性)
そして、その延長上に・・・。
●日米関係は現状維持が妥当。(東京、79歳男性)
という意見もある。また、「米国に依存している」と答えた人の7割が「米国が好き」と回答しているという・・・
●米メジャーリーグの野球中継を見ていると、球場や観客の雰囲気が本当に良く、心からスポーツを楽しんでいるとしみじみ感じる。こういう米国は好きだ。(神奈川、74歳男性)
●思春期に精神的不調に悩まされていた姪が、米国への短期留学で人種の多様性や自由な考え方に触れたことが転機となり今は海外で暮らしている。米国には私たちには計り知れない魅力(と危険性)がある。(兵庫、66歳女性)
ただ、好きだから依存し続けてよいものか・・・。
●日本が思うほど米国は日本のことを思っているわけではない。(東京、77歳男性)
●いざとなったら助けてくれるどころかはしごを外されかねない。誰だって自分の国を一番に考えなけれはならないから。(東京、76歳女性)
●安全保障の問題は議論しづらい雰囲気もあったが、近隣諸国の動きを見るにつけ、そろそろ自分たちのこととして考えなくてはいけないのかも。米国の力も借りつつ、自衛隊のことなどきちんと意見を言い合えるようになれれば。(東京、61歳女性)
というのだが、皆さんはどうだろうか。