アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

藤沢周平著「静かな木」

2025年01月27日 | 読書三昧

 

1993~1996年「小説新潮」掲載 新潮文庫。

「静かな木」~藩の勘定方を退いてはや5年、孫左衛門もあと2年で還暦を迎える。

城下の寺に立つ欅の大木に心ひかれた彼は、見あげるたびに我が身を重ね合せ、平穏であるべき老境の日々を願っていたのだが・・・。

練達の筆がとらえた人生の哀歓。著者最晩年の三篇。

他に、「岡安家の犬」と「偉丈夫」を収める。

 

 

 

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