アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ハチャメチャ

2017年06月09日 | ドラミング

昨夜、「共謀罪」法案の参院法務委員会での審議の様子をネット中継(録画)で見た。
何ともやるせない気分になった。

というのも、政府側の対応が何ともハチャメチャなのだ。
つまり、国連が定めたTOC条約に加盟するために「共謀罪」法案が必要だとしながら、国連人権理事会特別報告者の「プライバシー確保に難あり」との指摘にはこれを口汚く非難する一方、法案の英訳や送付もせず、加えて、回答書をいつ出すかさえ明らかにできないという。

また、安倍首相のG7サミットでの国連事務総長との面談(庭でたった10分ほど、北朝鮮や慰安婦問題を話したとされる)で、「特別報告者は国連を代表していない」との談話を引き出したというから、これも眉唾ものだ。(国連が出したプレスリリースに、この件は記載されていない)

ということで、取り敢えず、この「特別報告者」とは何者かを理解するために、しんぶん赤旗の記事をご紹介しよう。

いずれにせよ、この政府側の一貫性のない対応では(国連との関係でも)問題は解決せず、「共謀罪」法案は廃案とすべきだ。

蛇足:この国連の人権理事会は、47ヶ国の理事国で構成されているが、日本は勿論、アジアの代表として理事国となっている。その理事国が、理事会が任命した「特別報告者」をののしり、また、まともな対応すらできないというのだからあきれる。これでよく(法案の)立法事実だと言えるものだ。

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琴線に触れる~映画「愛と哀しみの果て」

2017年06月08日 | ギャラリー

昨日、アマゾンプライムで「愛と哀しみの果て」を見た。
1985年公開のアメリカ映画で、作品賞、監督賞や脚色賞などアカデミー賞7部門に輝く話題作だったが、どういう訳か今日まで観る機会がなかった。

映画は、アフリカの大地、メリル・ストリープにモーツアルトの音楽という3点セットが琴線に触れるすばらしい作品であった。

原作は、アイザック・ディネーセンが1937年に出した「アフリカの日々」という小説だそうだが、1910年代、アフリカに進出した欧州の貴族起業家たちが、アフリカの大地に魅了されつつ種々の人間関係を築いていく物語である。

勿論、広大な大草原の景観と、そこに暮らす動物たちにも魅了される。
また、主人公のカレン(メリル・ストリープ)が部族長や使用人など、ネィティヴとの絆を大切にしている点にも好感が持てた。

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とにかくひどいものだ。

2017年06月07日 | ドラミング

昨日、1日かけて、前日に行われた衆院の「決算行政監視委員会」と参院の「決算委員会」の審議の様子をネット中継(録画)で見た。

とにかくひどいものだ。
何がひどいと言って、質疑の大半が件の「加計学園」問題であること、加えて安倍首相の答弁のデタラメさ加減である。

質問にストレートに答えない、はぐらかす、事実を隠す、関係ないことをベラベラしゃべる、ヤジに反応する、自らもヤジを飛ばすなどなど、これが一国の宰相の態度かと目を覆うばかりである。

議場の失笑をかったのは、これ!

これに輪をかけて・・・。

で、世論の反応はと言えば、・・・。

これじゃ、ますます国民の政治不信が広がるばかりだ。もう(この政権)おしまいにしようよ。

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何でもランニング~焼き鳥は「たれ」か「塩」か?

2017年06月06日 | ギャラリー

過日の新聞(朝日)雑学版に掲題のようなアンケート結果が掲載されていた。


何故、今どき、焼き鳥の嗜好アンケートか?

理由な特にないそうで、強いて言えば、担当記者が「焼き鳥好き」だからという。案外いい加減なもんだなと思った。

さて、この結果に対する考察(?)だが、「たれ」派が60%を占めた。
小生は、どちらかと言えば、「塩」派なので意外な気がした。

何故、「塩」かと言えば、「たれ」はお店によって種々味が異なり、当たり外れがあるということ。
多分、当たった時は、「これはうまい!」ということになるのだろうが、かって当たったためしがない。

大抵は、「なにコレ」とか、「甘すぎ」とか、焼き鳥の良し悪しより「たれ」のそれに気が行ってしまい、あまり楽しめない。

また、両派の地理的分布もあるようで、どちらかと言えば、「たれ」は関西を中心に西日本で多く好まれ、「塩」は首都圏を含む東日本で好まれると(何かで)読んだ記憶がある。本当だろうか?

さてさて、皆さんは「たれ」派? それとも「塩」派?

それにしてもこのアンケート。
焼き鳥のどの部位が好きか? とか、串から外して食べるか、また、七味をかけるかどうかなど、言わば、どうでも良いようなことまで聞いていて面白いと思った。

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八方ふさがり

2017年06月05日 | ドラミング

強欲にもまだしがみついてはいるが、人心を失った政権なんてブタも食わない噴飯ものだ。

脳内革命を唱えたこの人まであきれかえっている。

こういうのもあったり、ああいうのもあったりで・・・。

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トルストイ著・望月哲男訳 「アンナ・カレーニナ」

2017年06月04日 | 名作読破PRJ

ドストエフスキーの「罪と罰」に続く名作への挑戦シリーズ。
全4巻2,150頁の大作。今回は集中して取り組んだこともあり、約3週間で読み終えることができた。

 

物語~政府高官カレーニンの妻アンナは、その美貌の故に社交界の注目を集めていたが、モスクワの駅頭で青年将校ヴロンスキーと会いたちまち恋に落ちる。一方、ヴロンスキーと婚約直前まで至っていた侯爵令嬢のキティは、失恋の痛手を癒すべく保養先のドイツへ向かうのだった・・・。

物語は、アンナを巡る不倫騒動に加え、地主貴族のリョーヴィンの生き方をめぐる問題やキティとの結婚など、当時のロシアの混沌とした社会情勢を反映して、重層的且つ、複雑に展開する。

いずれにせよ、その複雑な物語の展開と登場人物の多さには圧倒された。
また、トルストイ文学の特長でもあるのだが、神とは? 宗教とは? 人生とは? など、種々のテーマに対する哲学的思考は、読む側にも相応の負担を強いるものとなっている。

蛇足:読了後、2013年公開のイギリス映画を見たが、小説でイメージした人物像(特に、アンナ役など)とはかなり異なっていて、十分楽しむことができなかった。アンナを描いたとされるイワン・クラムスコイの「見知らぬ女」の方が小説のイメージに近いと思った。

尚、この絵は、2009年開催の「国立トレチャコフ美術展」で展示され、その際は「忘れえぬ女」と紹介されていた。絵の写真はウイキィから拝借しました。

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核兵器禁止条約草案

2017年06月03日 | アーバンライフ

国連の核兵器禁止条約制定のための交渉会議議長国コスタリカのホワイト国連大使は、先月22日、ジュネーブで記者会見し、核兵器の使用や開発などを広く禁止する条約草案を発表しました。

毎日新聞によると、この草案の骨子は次のような内容になっています。

①広島、長崎の被爆者や核実験の被害者を含む「ヒバクシャ」の苦しみに言及
②核兵器使用がもたらす人的被害を深く懸念し、どのような状況下でも核兵器が二度と使用されないようすべての努力をすることを目的とする
③核の使用、開発、製造、保有、貯蔵、移送を禁止する
④禁止事項を行う個人などへの援助を禁止する
⑤ヒバクシャに対する医療、経済支援、核爆発の被害を受けた土地の環境回復に言及

ここでは、しんぶん赤旗が伝える長崎市長の談話をご紹介します。

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ツツジ

2017年06月02日 | アーバンライフ

地元、北広島市の花はツツジだそうです。
過日、新市庁舎見学の記をアップした際、市のHPを見て初めて知りました。

それじゃ、あちこちにあるに違いないと散歩の際、デジカメをもって出たらありました。

これは、JR千歳線に沿ったサイクリングロードに咲くツツジ。
これもそうです。

また、隣の公営駐車場の周囲には、白いツツジが満開を迎えています。

というわけで、以来、あちこちでツツジが咲いているのを目にしました。
やはり、物事はちゃんと意識して見ないと見えないものだと思いました。

ようやく、当地にも若葉の季節がやってきて、近くの養護施設の立ち木の美しい若葉が青空に映えていました。

ちなみに、市の木は「カエデ」だそうです。

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時事川柳傑作選

2017年06月01日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)には、昨今の安倍政権のエゲツナサを象徴するかのような傑作が並んだ。

5句は、先の前文科省事務次官への人格攻撃の先陣を切った(切らせた)メディアとの会食を揶揄したもの。下記「動静」の末尾あたりをご参照。

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