アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

また、やってしまった。

2018年09月11日 | ドラミング

地域電力会社の大チョンボである。

福一原発の暴発に続く、北海道胆振東部地震発生時の北電による(道内全域の)ブラックアウトである。

つまり、どちらも自然災害が引き金となったコスト優先の人災である。

泊原発の稼働がままならぬ北電は、コスト削減のため道内最大の苫東厚真(石炭火力)発電所に大きく依存する供給体制をとって来た。被災時、苫東厚真だけで全負荷の半分を担っていたという。

結果、今回の地震で同所が停まると、他の発電所も連鎖的に停止してブラックアウトとなった。

下図は、同社の配電図である。


この図で気付くのは水力発電所の多さである。
下図の設備構成からもわかる通り、全体の供給量の2割を越えるが、規模が小さく且つ、揚水発電所だったりで、日頃あまり運転されることがないのではないか。

 

また、一部に、泊原発が動いていればブラックアウトにはならなかった、などと主張する向きもあるが、これはナンセンスな議論である。

ちなみに、今回のブラックアウトで、泊原発は福一の事故時と同じ全電源喪失となり、電源車の稼働でかろうじて核燃料の冷却を継続したと言う。

もし、原発が稼働中であれば、福一の二の舞になった可能性すらある。
泊原発は廃炉以外ない。

いずれにせよ、道民の生活に死活的影響を与えるブラックアウトなどが再発しないよう、電力供給システムの見直しを求めたい。

上図などは、同社のHPから借用しました。

コメント

台風、地震災害へお見舞い~大阪なおみ

2018年09月10日 | ギャラリー

US Open テニスに優勝した大阪なおみ選手。

しかも彼女は、この試合の前日、台風、地震災害に対する見舞いを発信していた。

それにつけても、アベ放送局と化しているNHK公式ツイッターは、アベの写真を使って(総裁選)応援。どうなっているのか?

イヤなものを見てしまったゲン直しにどうぞ。

コメント

バッタの襲来?

2018年09月10日 | アーバンライフ

昨日午後、散歩のついでにスーパー2軒をはしごしてみて驚いた。
兎に角、品物がないのである。

特に、野菜、加工食品、水、牛乳、卵など食料品を中心に、商品がごっそりと棚から消えていて、店内ががらんとしている。

あたかも、なにもかも食い尽くすバッタの襲来にあった農地をみているようであった。

店員に、牛乳や豆腐など、いつ購入できるか尋ねると、「明日入荷するかどうかわからない。しばらくは見込みがたたない」と、店員自身混乱している様子だった。

ということで、しばらくはストックのある食材で食いつなぐ以外なさそうだ。

コメント (2)

US Open Tennis

2018年09月09日 | ギャラリー

先ほど終わったテニスのUSオープン女子シングルス決勝で、大阪なおみ選手がセリーナ・ウイリアムズ選手を2対0のストレートで破って優勝した。

世界のメジャーで日本人が優勝したのは、大阪選手が初めて。写真は、大会のHPから借用しました。

コメント

電話がつながった

2018年09月09日 | アーバンライフ

復旧が遅れていた電話は、昨日午後になってようやくつながった。

間もなく、親戚や友人から「何度トライしてもつながらないので心配した」と電話をいただいた。

ネットは前日から使えたのだが、電話でなければつながらない相手も居り、また、肉声によるコミケは何よりの励ましとなるので(電話の復旧は)ありがたかった。

加えて、身体に感じる余震の数も減って来た。
おかげで、昨夜はぐっすり眠むることができた。

ただ、身体の芯の方にまだ、疲れが残っている。
まぁ、これも2・3日中には解消するだろう。

今朝も家内は、コンビニめぐりをしてくれたが、欲しかった牛乳は入手できず。ただ、夕食の準備に必要なトマトジュースは購入できたと言いながら戻って来た。

他の食材のストックはあり、また、明日には通販分が届くので、これ以上アタフタせずとも良さそうだ。

コメント

スマホ難民

2018年09月08日 | アーバンライフ

昨日、停電で調理不能のため、弁当かおにぎりが欲しいとコンビニ巡りをするも、どこも商品は底をついていて手に入れることはできなかった。

そこで、近くに開設された避難所へ行ってみると、担当の市職員の何ともひどい対応にあきれてしまった。

つまり、避難所に収容する市民以外への水、食料の提供は不可というものであった。

詳細は、愚痴になるので省くが、兎に角、被災者の窮状に寄り添うという姿勢がまったくない。日頃、どういう教育をしているのかと、(自称)高額納税者としては不満タラタラであった。

ところで、その避難所に7~80人の人々が待機しているので何だろうと思っていたら、その内、それらの人々は40人づつ別室に招かれて行った。

何でも、自家発電機が稼働したので、スマホの充電が可能になったのだという。

後で知ったが、日頃、スマホとともに生活している人々にとっては、その電池切れは死活問題で、今回の広域停電(ブラックアウト)は、スマホ難民を生んでいたという笑うに笑えない現実があった。

コメント

ブラックアウト

2018年09月07日 | アーバンライフ

いやはや、これほど大きな災害に発展するとは思ってもみませんでした。

昨日早朝、大きな地震だなと思いつつ(ベットの中で)じっと耐えていると、その内収まったので、起き出すこともなくそのまま寝入ってしまいました。

当地は震源地から概ね、30kmに位置しているのですが、比較的地盤が良いのか、震度「5弱」で、より遠方の札幌市内で震度6のエリアがあったようで、何でそうなるのか微妙なところです。

ただ、5時近くになって起き出してみて、水も電気もない現実に直面して愕然としました。

水の汲み置きなど、勿論ありません。
電気がなければ(電子調理器なので)煮炊きもできません。

さてさて、朝食をどうするかから問題となりました。
6時頃、家内が「じゃ、コンビニに行ってみる」と出て行きましたが、店内はすでに大勢の客に占拠されていて、水もおにぎりも手に入りません。

やむなく、スポーツドリンク何本かと弁当を1ヶ購入して戻りましたが、エレベーターが停まっているので、8階までエッサエッサと階段を上って来ました。高層マンションでは、この点も隘路です。

日中になって、スーパーを何軒か回ってみましたが、どこも店を閉めていて何も購入できません。

やむなく、開いている他のコンビニで菓子パンなどを手に入れ帰りましたが、そうこうしている内に、隣人がミネラルウォーター2リットルを届けてくれたので救われました。

また、ほどなくしてその隣人が、消防署で水を配っていると言って、6リットル入りの水パック2つを(8階まで)担ぎあげてくれました。これはとてもありがたかったです。

午後には、小生らも消防署へ行き、水パックを2ヶもらって来ました。これで昼食も夕食もかっこうがつき、トイレの水も流せました。

という経過で、昨日は早々に休みましたが、今朝、午前3時前には電気と水が復旧し、午後にはエレベーターも動くようになりました。そして、午後6時頃インターネットもつながりました。(電話はまだつながりません)

他方、震源地の厚真町や近隣のエリアでは、過去に例を見ない地滑りで大勢の方々がお亡くなりになり、また行方不明の方もおられます。

このように、地震による被災も耐えがたいですが、影響の広さという点では、今回のブラックアウトは極めて教訓的です。

天災つづきの日本列島なので、このようなことが再発しないよう対応して欲しいものです。

コメント (6)

太古ロマン~むかわ竜

2018年09月05日 | ギャラリー

今朝の新聞(朝日)社会面のこの記事。

「むかわ竜」の骨格化石の全容が公開されたとのこと。

約7,200万年前に生息していたとされる全長8m余の恐竜の化石がほぼ完全なかたちで再現され、それがまた、新種かも知れないというので大きな話題になっている。

化石の発掘作業の様子。
記事と骨格写真は朝日新聞から、発掘作業の写真はむかわ町のHPから転載しました。

コメント

「つぶやき」傑作選

2018年09月04日 | ドラミング

最近拝見した「つぶやき」の傑作選を。

自民党総裁選に立候補予定の石破氏のこうした主張が腑に落ちるのは、アベ政権と自民党が如何に異常かを物語っている。

NHKの時事報道の偏向振りは、ますますひどくなっている。
沖縄知事選挙についても、事の本質を(むしろ、意識的に)伝えようとしていない。

結局、森友問題に真剣に取り組んだ職員を左遷し、退職に追い込んだ。加えて、アベの鹿児島会見を生中継したのは、NHKだけだったそうな。

言わば、国民から受信料の名目で(半ば、強制的に)金を集めておきながら、放送法に規定された不偏不党の原則すら守れないNHKをこのまま放置して良いのか。

他方、公文書の在り方について(経産省で)またひとつ問題が発覚した。

最後の一行、「無関心も酷い」は何とか返上したいもの。

コメント

あなたの子育て、もう一度やり直したいですか?

2018年09月03日 | アーバンライフ

昨日の新聞(朝日)「Reライフ」欄に掲載されたこのイラストを拝見して思わずニヤリとしてしまった。

記事は、大津市にお住まいの北野さんとおっしゃる方が、子育て真っ盛りの時代に記録したメモを発見して感慨にひたるというものであった。

北野さんは、夜勤などもある看護師として共稼ぎをしながら2男1女を育て上げ、子供たちは、それぞれ立派に成人して今では子を持つ親になっている。

ただ、今思えば、子供たちがお腹の中にいた時分に立ち返って、子育てをやり直したいと思っているという。

拙宅では、昨日まで娘が孫娘(大学2年生)を連れて帰省していたこともあり、興味深く記事を拝見した。

コメント