名作読破プロジェクト。
今回は、プーシキンの「スペードのクイーン」。
「ベールキン物語」を含む光文社古典新訳文庫、297頁。
ロシア貴族で、あのナポレオンによるモスクワ占領時(1812年)に、13歳という多感な少年時代を送ったプーシキン。
ロシア史上初のツァーリズム打破と農奴解放を目的とした武力闘争(デカブリストの乱)が失敗。深い失望の後、執筆活動そのものも直接、皇帝(ニコライ一世)の干渉を受けるようになる。
詩劇「ボリス・ゴドゥノフ」や韻文小説「エヴゲーニイ・オネーギン」などの大作を残す。
1937年1月29日(37歳)、妻の不倫を原因とした「決闘」で負傷し死亡。
物語そのものは、いずれも平易な文章で可もなし不可もなしでそこそこ楽しめた。