先月末、長編「野の春(流転の海第9部)」が発売になって話題になったばかりだが、これは同氏初期のエッセイ集。33編 197頁 1983年発刊。
同氏が「蛍川」で第78回芥川賞を受賞してセンセーショナルなデビューを飾ったのが1978年だから、その前後のあれこれを書き留めた内容になっている。
特に、父親との葛藤や文学との出会い、作家への道すじの険しさをはじめ同氏の原点を垣間見させてくれ、今読むに意義あるエッセイ集である。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
先月末、長編「野の春(流転の海第9部)」が発売になって話題になったばかりだが、これは同氏初期のエッセイ集。33編 197頁 1983年発刊。
同氏が「蛍川」で第78回芥川賞を受賞してセンセーショナルなデビューを飾ったのが1978年だから、その前後のあれこれを書き留めた内容になっている。
特に、父親との葛藤や文学との出会い、作家への道すじの険しさをはじめ同氏の原点を垣間見させてくれ、今読むに意義あるエッセイ集である。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)