アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

My Favorite Analog!~ヤナーチェック「ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 ”アメリカ”」

2022年06月20日 | 音楽三昧

 

どういう訳か、弦楽四重奏曲には馴染みがない。
つまり、演奏して楽しむ楽曲との先入観があるためか、楽器下戸(?)の小生には昔から馴染めない存在である。

昨日、たまたまレコードラックを見ていたら、「アメリカ」という名称が目に留まったので聴いてみたら、これがすばらしい曲で感心しながら最後まで聴いた。

当時、ドヴォルザークは国民音楽学校の校長としてニューヨークで勤務していたが、日頃の激務から離れ、故郷のボヘミヤ移民が多く入植しているアイオワ州を訪問。この曲は、そこに滞在している際に作曲したものだという。

そのためか、同胞たちとの交流から受ける嬉々とした気分やボヘミヤ民謡の影響を強く受けた民族色豊かな軽快な音楽に仕上がっている。

収録曲

 ドヴォルザーク

 ・弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品96 「アメリカ」
 ・弦楽四重奏曲 ニ短調 作品34

演奏

 ヤナーチェック弦楽四重奏団

 

 

 

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新野剛志著「明日の色」

2022年06月19日 | 読書三昧

 

先の「戦うハニー」が面白かったので、引き続き新野氏の本書を読んだ。2012年7月~14年5月岩手日報等地方紙連載、341頁。

物語~妻子に逃げられたダメ男の吾郎は、スカイツリーに沸く下町商店街に隣接した簡易宿泊所の施設長。

そして、施設の外壁に何気なく描かれた絵が契機となって、入居者ながら才能豊かな元ホームレスの若者を世に出すべく奔走することに・・・。

前作もそうだったが、登場人物や物語の運びに無理がなく、何気なく乗せられてしまう筋運びに感心しながら読んだ。

登場人物のリアリティと下町情緒がうまくミックスした物語である。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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カラス襲来

2022年06月18日 | アーバンライフ

昨夕、いつもの散歩道を歩いていると、ギャーギャーというカラスの鳴き声を聴いたと思ったら、1羽のカラスが頭上を飛び越えて立ち木に止まった。

次の瞬間、後部からいきなり襲われた。
彼(彼女)は、小生の左肩にタッチ&ゴーをして飛び去った。

たぶん、子育て中の1羽で、何か悪さをしないかと思って狙ったのだと思うが、あまり気持ちの良いものではなかった。

しばらくは、その周辺(件のタコ公園沿いの散歩道)には近づかないようにしようと思っている。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2022年06月17日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

1句:静岡(東海比例区)出身の自民党議員。パパ活で批判を浴び離党したが、辞職はかたくなに拒んでいるという。こんな議員でも、年間1億円以上の税金が使われるというから私たち庶民はたまったものではない。

2句:またぞろGOTOとな・・・。

3ー4句:わかる~。

5句:これも至言。庁作って魂入れずが横行しているぞ。

6句:できるならそうしたい。

7句:小生ら選挙民は賢くならなければ・・・。

 

 

 

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野菜がどっさり

2022年06月16日 | アーバンライフ


ブログ友のyuitojj61さんから、野菜がどっさり届きました。

家内と小生ともども体調が良くないとの拙ログをご覧になって、見舞いを兼ねてお送りいただいたもの。

yuitojj61さん、いつもお気遣いいただきありがとうございます。

写真でご覧に通り、今どき貴重な黄色玉ねぎと赤玉ねぎがどっさり。
加えて、各種のジャガイモやキュウリなど、どれもご夫妻の手になる貴重な野菜です。

沢山いただいたので、ご近所さんにもお裾分けし美味しくいただきます。

ありがとうございました。

 

 

 

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友あり、隣町より来る

2022年06月15日 | 音楽三昧

(「ROON」の選曲操作画面)


昨日、隣町の音狂(オトキチ)爺さん来訪。

拙宅の現システムをご覧いただくと共に、その再生音をお聴きいただいたが、あまりの変わり様に驚いておられた。

つまり、一つは、従来は真空管式の機器が中心だったのだが、最新式のトランジスタ方式に置き換わったこと。二つには、システムの要であるスピーカーシステムが替わったことなどである。

結果、出て来る音が大分変った訳で、それが是か非かというものであった。

幸い、より繊細で透明度の高い音になったのでは、と肯定的な評価をいただいた。

加えて、先に小生が(彼に)紹介した新しいネットワークオーディオ「ROON」を、彼自身が導入したとの報告をいただいた。

また、「TIDAL」というストリーミング専用サイトの利用まで行っているとのことであった。

このように、それぞれが持つ情報を交換し、また刺激し合う意味でも、こうした交流は意義があると思った。

 

 

 

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午後の紅茶

2022年06月14日 | アーバンライフ

 

一昨日、Kitaraでのコンサート終了後、たまには~と最寄りのホテルで午後の紅茶をした。

ダージリンとショートケーキだったのだが、たったこれだけのことでとてもリフレッシュできた。

コロナ前は何とも思わなかったちょっとしたお茶も、日常生活には欠かせないイベントのひとつだったと気付かされた次第。

 

 

 

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そよ風のバロックコンサート

2022年06月13日 | 音楽三昧

 

昨日午後、札幌Kitaraで掲題のコンサートを聴いた。

何かふんわりした感じのコンサートと考えていたが、演奏曲目はバリバリのバッハもので、これほど「名が体を表さない」コンサートもめずらしいと思った。

ただ、通奏低音を受け持ったチェンバロの音色はやさしく優美で、今の季節にふさわしいのではと思った。

会場は小ホール。満員の盛況であった。
大ホールに比し音響特性がすばらしく良く、演奏が細部にわたって聴こえるエキサイティングなコンサートであった。

プログラム

 ・ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第1番 ロ短調 BWV1014
 ・平均律クラヴィーア曲集 第1巻より プレリュードとフーガ 第8番 変ホ短調 BWV853(チェンバロ演奏)
 ・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023
 ・ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第3番 ホ長調 BWV1016

演奏

 バロック・ヴァイオリン/若松 夏美
 チェンバロ/ニコラ・プロカッチーニ(第22代札幌コンサートホール専属オルガニスト)

 

 

 

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「暮らしの手帖」を読む

2022年06月12日 | アーバンライフ

 

4年ほど前から定期購読しているが、日頃はあまり熱心な読者ではない。

毎号送付されてくると、料理のレシピなどをチラチラと見て、そのまま「積ん読」状態となっていた。

昨日、たまたま最近号(18号~通巻509号)を手に取り、あちこち拾い読みを始めたら止められなくなってしまった。

要は、どの記事も、日頃目に触れる文章とは物を見る角度が異なっていて、それがとても新鮮に映った。

例えば、人気の萩上チキさんの「みらいめがね」という連載エッセイがあり、今号は「世界とつながる」という(同氏の高校生の頃の)米国テキサス訪問記で、これがめっぽう面白かった。

つまり、たった2週間の短期留学だったのだが、何につけサイズの大きさには目を丸くした由。例えば、マクドナルドのLサイズドリンクは、1リットル以上あるし、バーベキューでは、肉、肉、肉のオンパレードで、そのLLサイズの肉にバシャバシャとバーベキューソースを掛けて焼き上げるという。

テキサスを訪れたことは、その州と同じく、大きくて多面的な経験となった。そこで見た風景、吸った空気、得た言葉、会った人々等々・・・。

他に、岡本仁さんの「また旅」~【掛井五郎さんの彫刻】もとても良かった。

 

 

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My Favorite Analog!~コレギウム・アウレウム「ヘンデル:オルガン協奏曲第1巻」

2022年06月11日 | 音楽三昧

 

新しいネットワークオーディオ「ROON」は、指定した楽曲の演奏が終了すると、ライブラリーの中のある楽曲に無作為に飛んで(勝手に)演奏を始める。

昨日は、エッシェンバッハのピアノ演奏(モーツアルトソナタ集)の後に、何やらパイプオルガンの演奏を始めたので確認してみると、掲題の協奏曲集であった。

従って、アナログレコードを直接演奏した訳ではないが、元ネタがレコードなのでこのタイトルとした。

ヘンデルには、このオルガン協奏曲が6曲づつ3セット都合18曲あって、これを2枚のLPに収録した全集の1枚である。

その優美でのびやかな楽曲にすっかり癒されて、最後まで聴き通してしまった。2枚目のアルバムもあるので、その内、それも聴いてみたいと思った。


収録曲

 ヘンデル オルガン協奏曲 第4~8番、第10、16番

演奏

 コレギウム・アウレウム合奏団
 オルガン:ルドルフ・エヴァーハルト

 

 

 

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