昨日午後、札幌Kitaraで掲題のコンサートを聴いた。
何かふんわりした感じのコンサートと考えていたが、演奏曲目はバリバリのバッハもので、これほど「名が体を表さない」コンサートもめずらしいと思った。
ただ、通奏低音を受け持ったチェンバロの音色はやさしく優美で、今の季節にふさわしいのではと思った。
会場は小ホール。満員の盛況であった。
大ホールに比し音響特性がすばらしく良く、演奏が細部にわたって聴こえるエキサイティングなコンサートであった。
プログラム
・ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第1番 ロ短調 BWV1014
・平均律クラヴィーア曲集 第1巻より プレリュードとフーガ 第8番 変ホ短調 BWV853(チェンバロ演奏)
・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023
・ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第3番 ホ長調 BWV1016
演奏
バロック・ヴァイオリン/若松 夏美
チェンバロ/ニコラ・プロカッチーニ(第22代札幌コンサートホール専属オルガニスト)