先に、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」を聴き、突然、弦楽四重奏に目覚めてしまった。
その後あれこれ聴き、今度は、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます(鱒)」にはまってしまった。
この曲の特長は、有名な歌曲の「ます(鱒)」の旋律がそのまま使われていること及び、構成は若干異なるが、弦楽四重奏にピアノが加わることによってスケールの大きな楽曲となっていることである。
また、彼の作品には暗く沈鬱な趣の曲が多い中にあって、明るく軽快な運びが特長をなしている。これは、リゾート地に於ける友人たちによる演奏会のために書かれたためとされている。
収録曲
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」
演奏
クリフォード・カーソン(ピアノ)
ウイーン八重奏団員