昨日のしんぶん赤旗の記事。
教育費の高騰~この10年間で、子供にかかる(幼稚園から高校までの)教育費が公立で100万円、私立で350万円も上昇するという異常事態になっている。
加えて、大学進学を考えれば、気が遠くなるような負担増となる。
これでは、子供を持つ親はどう対処すれば良いのか途方にくれてしまうだろう。
この24日から予算審議を中心とする国会が開かれる。
是非、この問題にも真剣に取り組んでもらいたいものだ。
昨日のしんぶん赤旗の記事。
教育費の高騰~この10年間で、子供にかかる(幼稚園から高校までの)教育費が公立で100万円、私立で350万円も上昇するという異常事態になっている。
加えて、大学進学を考えれば、気が遠くなるような負担増となる。
これでは、子供を持つ親はどう対処すれば良いのか途方にくれてしまうだろう。
この24日から予算審議を中心とする国会が開かれる。
是非、この問題にも真剣に取り組んでもらいたいものだ。
クラシック音楽におけるオペラの地盤沈下についてである。
目下、終活の一環として手持ちのレコードの処分(オークションへの出品)を続けているが、昨日閉札となったオペラのレコード2箱8枚組の落札価格が何と100円だったのである。(写真がその閉札結果)
出品者の小生としては、大勢の入札者を得たいと思い安く(100円で)出品したのだが、結局、参加者1人、入札者1人で、その方が(100円で)落札する結果となった。
送料は、落札者負担としたからダメージは小さかったが、それにしてもカラヤン指揮の「フィガロの結婚」とショルティ指揮の「ドン・ジョヴァンニ」2箱への入札がこの始末とは驚いた。
もはや、我が国にはオペラファンは存在しないのであろうか。
昨年の正月、花屋さんから小さな鉢植えのコーヒーの木を購入した。
始めは根腐れで元気がなかったが、土を入れ替え、器を大きくしたらスクスクと育ち、1年でこんなに大きくなった。
ヨタヘロ老人世帯にとって、この元気は大きな励ましだ。
ということで、今年はどんな成長をみせるか楽しみにしている。
2024年下期第172回直木賞は、伊与原新氏の「藍を継ぐ海」が受賞した由。
この作品はまだ読んでいないが、第164回(2020年下期)の候補作となった同氏の「八月の銀の雪」を感心しながら読んだ記憶がある。
その点、今回も科学者の目を通した新しい視点での物語を大いに期待している。(昨夜、市の図書館に予約を入れたら待機者の11番目の由)
講談社+α新書 215頁。
91歳の樋口氏とまだ老境に差しかかったばかり(63歳)の和田医師との言わば、老いを吹き飛ばせ対談集。
主な内容は~
①理想的終末期として誰もが望む「ピンコロ」はそうた易くない。
②ピンピンとコロリとの間には、長い「ヨタヘロ期」がある。
③ヨタヘロ期を生き抜くカギは、「意欲」である。
④意欲を形作るのは、アウトプットである。人と話す、SNSの利用など。
⑤高齢者でなく「幸齢者」になろう。
⑥老人よ、お肉を食べて元気を出そう。
など、大いに参考になった。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。
今週のお題は・・・。
結果を拝見して、なるほどと思った。
テレビのニュース番組などをみていて、何か声がおかしいと思い良く聴いてみると、AIによるアナウンスだったりする。
その際、「何でここでAIが出て来るの」と思う。
記事の中では、下記のようにネガティヴな声が多い。
①抑揚のない音声に気持ち悪くて吐きそうになる。(神奈川66歳男性)
②私はだいぶ慣れたが、80代の母は気持ち悪い、大嫌いと、チャンネルを変える。(福岡58歳女性)
③AIだと頭に入ってこない。「伝える」という思いがない分、抑揚や言葉の力がない。(兵庫48歳女性)
④耳に入ってきても耳に残らない。記憶に残らない。(静岡52歳女性)
⑤内容を理解してしゃべっているようには聞こえない。(東京76歳女性)
など。
他方、「自動販売機ができた時、ふれあいがなくなる、情緒がないと、反対意見が多かった。でも計算間違いがない、夜中でも買える」として広く受け入れられて来たことを思うと、AIアナウンスも、同じような経過をたどるのではとの指摘もあった。
「小説新潮」1981年11月~91年5月掲載、全集第10巻440頁。
掲題作と「凶刃」を収めたのが全集第10巻である。
第9巻の「用心棒日月抄」と「孤剣」に続く、同氏の人気シリーズ。
物語~江戸中期、藩の内紛をめぐり合い争う派閥の死闘を描く。
主人公の青江又八郎は、藩の密命により脱藩して浪人となり、江戸藩邸内の主流派支援のため活動するのだが・・・。
密命と浪人無頼とのギャップに悩みながらも、用心棒稼業に精出す日々を送る。また、無類の剣豪振りもエンタメ性抜群で楽しめる。
あまり知られていないが、正戸さんは、17歳でパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで第3位に入賞し、パリを拠点に約10年にわたりヨーロッパを中心に活躍して来た。
ドビュッシー、ラヴェル、プーランクというパリ生まれの作曲家たちの作品をパリ在住のアーティストが奏でるというユニークなアルバム。
共演は、同じくパリを拠点に活躍する菅野潤氏。しなやかな伸びのある音が心地よい。
収録曲
ラヴェル ヴァイオリン・ソナタ第2番
ラヴェル フォーレの名による子守歌
ドビュッシー 星の夜
ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
プーランク 愛の小径
プーランク ヴァイオリン・ソナタ
プーランク 平和のためにお祈りください
演奏
正戸里佳(ヴァイオリン)
菅野潤(ピアノ)
録音 2018年1月 稲城プラザホール キングレコード KICC-1455
過日、スマホ人になるべくドコモショップへ行った。
勿論、2日ほど前に電話で予約を入れた後の訪問であったが、実際店舗を訪れてみるとお客は高齢の女性が一人おられただけで、広い店内はひっそりしていた。
正月早々だったからかも知れないが、この程度の混雑状況では、何も事前に予約して行くというほどのことでもあるまいと思った。(店の外には、「予約なしOK」の看板が出ていた)
また、店内にはシニア層への加入を促すポスター(例えは、irumoなどの)が貼り出されていて、ここでもシニア重視の世相を反映しているように思えた。
また、店員の小生のような超シニアに対する接客も丁寧で、微に入り細に入る説明に始まり、各種の設定やSIMの制作にも時間を要し、機材などを受け取って店を出るまできっちり1時間を要した。
ということで、小生も無事スマホ人の仲間入りが出来た訳だが、スマホそれ自体の稼働状況は良くなく、SMSを受信してオークションIDの認証を行っただけで、他は着信による震えもなく放置されている。
昨日午後、隣町の音狂い爺さん宅に3人の音狂い爺さんが集まり、新年会をした。
会場は、ビジネスホテルの1階レストラン部分をオーディオルームに転用した100㎡を越える大きな部屋。
そこに新旧織り交ぜた種々のオーディオシステムが設置されている。
特に、写真にある米国製の大型ビンテージシステム(アルテック A5型)が、装いも新たに良い音を響かせていた。
従来このシステムは、低・中・高音の3つの音域に分けて出音していたのだが、今回はオリジナル通りパッシヴネットワークで一つにまとめ出音するように改造されていた。
その音は、まとまり感と言い、品位と言いとても魅力的なもので、感心しながら聞いた。
つまり、三つの領域のスピーカーを三つのアンプで駆動して、それぞれ精一杯の音をひねり出すと言うより、全体像に注意を払いつつ調整した方が、納得性が得られ易いということらしい。
また写真にはないが、1950年代に流行ったオートチェンジャー式の電蓄も聴かせていただいた。
78回転のレコードを何枚か縦に積んで演奏し、1枚終わる度に上からレコードが落ちてきて連続演奏ができるという優れものであった。出て来る音もさることながら、昔のジュークボックスを思い出しとても興味深かった。
次回は拙宅に集まろうということになった。