「小説現代」1980年4月~82年1月読み切り11編を収容、文春文庫。
「春秋の檻」に続いて、本書と「愛憎の檻」を続けて読んだ。
江戸小伝馬町の牢屋敷に収容されている囚人の病気を診る青年医師の登は、問題を抱えた病人に寄り添い、それぞれが抱える困難の解決に尽力する、
そこには、江戸庶民の生活が凝縮されていた。
主人公の「柔」の達人としての活躍が、恰好のエンタメとなって読者に爽快感をもたらす。
「小説現代」1980年4月~82年1月読み切り11編を収容、文春文庫。
「春秋の檻」に続いて、本書と「愛憎の檻」を続けて読んだ。
江戸小伝馬町の牢屋敷に収容されている囚人の病気を診る青年医師の登は、問題を抱えた病人に寄り添い、それぞれが抱える困難の解決に尽力する、
そこには、江戸庶民の生活が凝縮されていた。
主人公の「柔」の達人としての活躍が、恰好のエンタメとなって読者に爽快感をもたらす。
今月末頃を目途に、ヤフーオークションのIDが二段階認証になるというので、やむなくスマホ人になった。
つまり、スマホの番号をキーにオークションIDを認証してもらうという変なプロセスを踏む必要があるという。
ここでも、「スマホ持たざる者人間にあらず」といった感じになっているが、今オークションIDを取り上げられると終活に影響するのでやむを得ない。
ということで、一昨日ドコモショップへ行き、一番安い端末(11,000円)を購入し、一番安いコース(550円/月)の契約をして(晴れて)スマホ人となった。
これで認証に必要なSMSを受信できるので、オ-クションIDも生き延びることになりそうである。イラストはネットから拝借しました。
コープ札幌のポイントが2万5千点貯まったので、念願のT-falの電気圧力釜と交換した。
昨夜、これを使ってビーフシチューを作ったらうまく行ったのでご紹介する。
元々、手間いらずで美味しくできるがキャッチの調理器具だから、素人でもうまく出来て当たり前である。
材料(2人前)
①牛肉(ブロック) 120g
②塩、コショウ 少々
③薄力粉 大さじ 1
④ニンニク 1片
⑤ジャガイモ 中1ヶ
⑥人参 1/2本
⑦玉ねぎ 中1/2
⑧バター 15g
⑨赤ワイン 70ml
⑩デミグラスソース 1/2缶(150cc)
作り方
①肉を一口大に切り、塩・コショウを振り薄力粉を絡めておく。
②予熱した釜にバターを入れ、①と④~⑦を5分ほど炒める。
③これに⑨~⑩を加え、20分間圧力調理をする。
④終わったら圧力を抜き、器に盛り食卓に出す。
とまあ、何とも楽ちん調理ではある。
味はまずまず。加えて、柔らかいブロック肉の美味しさは格別だと思った。
妻の評価も「始めにしては良くできた」と・・・。写真は、レシピ本からの転載です。
1月2日午前4時から、ラジオ深夜便「明日へのことば」で、映画監督神山征二郎氏の人となりが紹介された。その中で、同氏の代表作のひとつとされる掲題作を知り、AMAZONプライムで見た。
1983年(昭和58年)公開の日本映画。揖斐川の上流、徳山ダムの建設に伴い湖底に沈む岐阜県揖斐郡徳山村(現:揖斐郡揖斐川町)を描いた作品。
認知症の老人と少年の交流を描きつつ、消えゆく美しい村と自然を写し、モスクワ国際映画祭では主演の加藤嘉が最優秀主演男優賞を受賞した。
久しぶりに良い映画と見たと思った。
映画祭では最終日最終回に上映され、終映とともに観衆はスタンデングオベーションとハラショーの歓声でこたえたという。
クラシック音楽のストリーミングサービスについてである。
昨年2月以来、何とかなりそうと思いながら試聴を繰り返してきたアマゾンミュージックだが、ここに来て、従来のMB(デジタル音楽放送)をエアーチェックしたコンテンツと聴き比べてみた結果、ちょっとダメだなという結論になった。
高音部がささくれ立っているし、少々ノイズっぽい~つまりS/Nが良くない。
数千万曲とも言う膨大なライブラリーや、繋げばそのまま聴けるという利便性を考えると、まずまずのサービスなのだが、音の善し悪しが気になりだすとこれ以上続けて聴く気にならない。
すでにサブスク代金は1年分前払いしてしまっているが、仕方がない。
これでTIDALについで、こちらもダメという結論になった。
この先は、やはりダウンロードサイトから1曲いくらで買ってきて聴く以外ないと思った。
終活の一環としての断捨離ですが、中でも古着をどうするかは頭の痛い問題です。
愛着がある衣服をゴミとして捨てるには忍びない。
かと言って、まとまればかなりの量になるのでどう処理すべきか悩みます。
そうこうする内、セシール(通販業者)がリユース回収キットを購入すれば古着を引き取るサービスを行っていることがわかり、早速注文してみました。
このキットは、丈夫そうなクラフト紙を二重にした大きな袋(140サイズ)と天然素材のタオルがセットになっていて、少々お高く3,990円/セットです。
しかし、これも大型貨物の運賃と考えればまあ納得できるもので、早速、クローゼットから各種の古着(と言っても、まだ十分実用となる良品)を出して詰めてみました。
結局わかったことは、妻と小生それぞれの古着をそれぞれの袋に詰めたのですが、ため込んだ古着は意外と多く、この程度の処理ではとても片付かないということでした。結果、追加で2セット注文し、目下その到着を待っているところです。
ダウンして以来聴けなかった反動で、このところ終日音楽を浴びるように聴いている。
そんな中、鈴木理恵子(ヴァイオリン)若林顕(ピアノ)ご夫妻によるモーツアルトのヴァイオリンソナタを3枚、立て続けに聴いた。
ヴァイオリンの瑞々しい響きと全身を包むようなピアノとの一体感が織りなすモーツアルトの美しい調べに癒された。
収録曲 モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.481
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.296
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380
演奏
鈴木理恵子(ヴァイオリン)
若林 顕(ピアノ)
録音 2015~17年 相模湖交流センター Octavia Exton OVCL00574/OVCL00604/OVCL00643
「小説現代」1979年1月~80年1月隔月掲載の連作長編、文春文庫。
昨年は直木賞候補作中心の読書だったせいか何となく不満が残り、この際スカッとしたいとの思いもあって掲題書を借りてきて読んだ。
結果は大正解で、久しぶりの「藤沢節」に酔った。
主人公の立花登は医学を志す若者で、開業医の叔父を頼って江戸に出て来た。叔父の代診として小伝馬町の牢屋敷に通う内、獄中医として囚人を診るようになるのだが・・・。
また、登が当時としてはめずらしい「柔」の達人として活躍する異色の舞台設定となっている点が面白い。加えて、登の囚人の訳ありの人生に寄り添う生き方にも共感する。
以下、同シリーズの「風雪の檻」、「愛憎の檻」と続く。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)
元旦の夜は、ウイーンフィル・ニューイヤーコンサート2025 を楽しみました。
今年は、何でもワルツ王ヨハン・シュトラウスの生誕200年に当たるとかで、例年以上の盛り上がりだったようですね。
指揮は、7回目の登場となったマエストロ リッカド・ムーティ。小生などと年回りは違わない(83歳)のに、その元気な指揮ぶりは驚きでした。
曲目は、年によって指揮者によって微妙に異なりますが、最後は例外なく「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」で締め括られ、メデタシメデタシとなるのがこのコンサートの面白いところです。
蛇足~コンサートは、ウイーン楽友協会大ホールからの中継でしたが、このホールの音の良さには定評があり、この日も良く響く美しい音楽が流れていました。
小生は、2009年4月にこのホールで、ヒラリー・ハーンとウイーン交響楽団によるシベリウスのヴァイオリンコンチェルトを聴いています。
新潟県関川村の大(だい)したもん蛇(じゃ)祭り:ギネス認定の82.8m~しんぶん赤旗元旦号から転載
2025年明けましておめでとうございます。
今年があなたにとって良い年となるようお祈りいたします。
また、今年こそ大災害のない平穏な年でありますように!