風のたより

つれづれに

                ~~~  信州の旅 ③   軽井沢から白樺湖へ  ~~~

2014-08-25 | 南信州の旅



「白糸の滝」を見た後、バスは30分ほどで旧軽井沢にやってきました。

軽井沢は昔来たことはありますが、何年ぶりでしょう。
さっそくバスを降りて旧軽銀座といわれる通りを散策です。





夏の軽井沢は、さすがに観光客がいっぱい。
意外に狭い道は車と観光客でごった返していましたが、さすがにお洒落なお店が多く、あっちの店を覗いたり
こっちの店を覗いたり、、、しばしウインドーショッピングを楽しみました。





小さい画像をクリックすると大きくなります。左上の←で戻ってください。





よくジョンレノンが買いに来ていたというフランスベーカーリーというパン屋さんがあります。
店内にはジョンレノンの写真が貼ってありました。
ここで私もチーズを練り込んだ食パンとフランスパンを買いました。

テニスコート通りという小道の先には、、、、あの有名な軽井沢のテニスコートがありました。






旧軽井沢で散策を楽しんだ後は、バスは最後の白樺湖に向けて走ります。

この頃になるといつしか青空が広がり、夏の青い空に緑の牧草地が目に鮮やかです。





しばらくは山道を走り、やがて牧草地にはのんびりと草をはむ馬の姿も~~~





そして白樺湖に到着。
白樺湖ということで、周りにはもっと白樺の木が多いと思っていたのですが、、、??





湖の周りにはホテルや別荘地が多く、湖の後ろには昨日登った車山の峰も望めました。





白樺湖を後にして登ってきた道からは、眼下に白樺湖が見渡せました。





昨日は霧で見えなかったビーナスラインの高原の風景も今日はくっきりと~~~~





車窓からは八ヶ岳の峰々も夏空の下に広がっていました。





車窓に見える信州の山並みを眺めながら、、、、、今回の信州の旅も無事終了となりました。

日本の夏の避暑地として有名な軽井沢も、今や避暑地ではなくなるほど暑い一日でした。
冷夏かもしれないと言われていた今年の夏ですが、まだまだ暑さは続きそうですね。

         ~~~  信州の旅 ②  志賀草津高原ルートから「白糸の滝」へ  ~~~

2014-08-23 | 南信州の旅



信州の旅二日目の朝もはっきりしない空模様でしたが、ホテルの窓越しに見える高原の風景に
癒されながらバイキングの朝食をいただいた後、今日のコースへと出発しました。





ここからは標高2170メートルの志賀草津高原ルートのドライブとなりました。





しばらくの間、さわやかな高原の風景が続きます。
天候は曇りでしたが、山並みを霧の流れる風景と、眼下に見えるドライブコースを眺めながら~~





やがて白根山の頂上が見えてきました。

本来の旅のコースでは、この白根山の湯釜と言われるエメラルドグリーンの湖水をたたえた神秘的な火口湖を
見るコースだったようですが、今年6月に噴火警戒レベルが引き上げられた為立ち入りが制限され、
コースは「白糸の滝」に変更されました。

でも実は私は「白糸の滝」を見たことがなかったので、かえって良かったのですが、、、、





高原のドライブコースはまだまだ続き~~~





バスの窓からは高原の風景を十分楽しみましたが、できればもうすこし自然の中をゆっくり歩きながら
堪能したかった!!





やがてしばらく続いた志賀草津高原ルートもそろそろ終わりになり、バスはこの日の最初の見学場所の
「白糸の滝」に向かいました。





一旦バスを降り、沢沿いの細い山道を登ります。





程なくして滝の手前から滝からの流れの岩場が目に入りました。
暑い日でも滝の流れ落ちる風景は、それだけで不思議に涼見をかんじるものです。





そしてここが一度見たかった有名な「白糸の滝」です。

高さ3m、幅70m程の滝で、流れ落ちる水は岩肌から湧き出し、細い糸状に流れ落ちる姿がまるで
白糸の様だというところから付けられた名前のようです。





流れ落ちる水はまさに天然水。
近づくとマイナスイオンがいっぱいの感じです。





白糸の滝正面から左にも滝は続いています。





流れ落ちる滝を見ているだけで涼しい気分になったと言いたいところですが、この日は見学者も
いっぱいの上、暑さも厳しく決して涼しくはなかったです。(笑)





でも12月中旬から3月ぐらいまでは、この天然水を利用し氷点下10度以下の自然が造りだす神秘的で優雅な
人工の氷柱を見ることができるようです。

きっと夏場とは違った表情になるのでしょうね。





白糸の滝を見た後は、沢の水音を聞きながらバスへと戻りました。

(続)

              ~~~  信州の旅 ①    車山~霧ヶ峰~志賀高原へ  ~~~

2014-08-20 | 南信州の旅



信州を巡る一泊二日のバス旅に出かけてきました。
初日は車山高原からビーナスラインを抜けて霧ケ峰高原へ、そして宿泊は志賀高原でした。

今にも降り出しそうな天気でしたが、とりあえず車山高原に到着です。





8月も半ば過ぎで、まさに夏旅の真っ最中。どこへ行っても観光バスがいっぱいです。

山から霧が下りて来ていて視界は望めそうもありませんが、、、





こんな日でもリフトに乗って山頂まで行く人も多いようでした。

でもやっぱり視界は望めそうもないのでリフトには乗らず~~~





リフト乗り場にいた係の人に教えてもらった山道を登ることに。

皆さんがのんびりとくつろぐ休憩場所の横を通り、中腹までの山道を登ってみました。





少し登ると、リフトが下の方に見え次第に周りの山の風景が見えてきました。





山道には大きなシシウドの花が咲き、高原植物もあちこちに~~





オレンジのオニコユリや淡いブルーのマツムシソウ、そしてアザミやカラマツソウなどなど。
ここでちょっとだけ高原の気分を味わえましたが、、、





車山の中腹からの眺めはこんな感じで視界が悪く、





眼下に見える白樺湖もうっすらと霧の中で。





それでもまだなんとか曇り空で傘をさすこともなかったのですが、、、





次の霧ケ峰高原では、着いた途端強い雨と風でまったくの視界ゼロ!!
皆さんお土産屋に入ってしばし雨宿りでした。

霧ケ峰は文字通りほんとに霧の中でした。(笑)





この日の最後は志賀高原で、標高1600mの場所にある志賀高原プリンスホテル宿泊となりましたが、
ガイドさんの「ご覧の通り周りには何にもありません。夜、外に出られる方は熊にご注意ください」の
あいさつに笑いが起こりました。

この日の夕食はガラス張りの広い会場で、バイキング形式でいただきました。
メインに選んだサーロインステーキはとっても美味しかったです。


(続)

南信州の旅②   日本のパワースポット

2009-08-04 | 南信州の旅



連日の長雨もやっと上がりこの地方にもやっと梅雨明けがやってきました。
でも天気予報によるとまた数日後には、雨に戻るとか、、、、
一体今年の夏はどんな夏になるのでしょうか?。


ところで先日のブルーベリー狩りの折、前日にはパワースポットとして話題になっている
磁場ゼロ地帯の分杭峠や、日本最大級の中央構造線がはっきりと分かる露呈場所や
博物館を見学してきました。


長野県伊那市の分杭峠は、“気エネルギーが集まる不思議な場所”と言われている所で、
是非立ち寄ってみようと言うことになりました。
何でも中国で有名な気功士が、その素晴しいパワースポットを発見したのだそうです。
どんな所か一度たずねて見たいと思っていました。





細い山道を15分ほど下りていくと、磁場ゼロ地帯と言われる現場に到着です。
足場が悪い山の細道を傘を差しながら一列になって下りていきました。
そしてここがその地点です。
小雨にもかかわらず、すでにその場所には傘を差した先客が数人いました。
もう一時間以上もいるというご夫婦や、もう何度も来ているという人などそれぞれ。


数分いると、なんだかぽかっと体が温かくなったように感じてきました。
お仲間の中には急に頭痛がしだしたり、指先がビリビリしてきたりと皆さん何がしかの反応が
あったようです。
この現象もひょっとして磁場ゼロの影響でしょうか?
やっぱり不思議な場所ですね。

この磁場ゼロのパワースポットは、以前テレビ番組にも取り上げられた場所だったようです。
興味のある方は、、、、、
アンビリバボー





この近くには、ゼロ磁場地帯に湧き出る天然水があり、この水には不思議なパワーがあり、
美味しいだけでなく健康や美容にも良く、さらには運気もあげると話題になっているようです。


大きなポリタンクを持参して岩から落ちる湧き水を汲む人々がこの日も後を絶ちませんでした。
磁場ゼロ水として売り出されてもいるようです。
近くにそんな看板を目にしました。
私達もそれぞれペットボトルに何本も汲んで、、、、
一口飲んでみると、山から流れ落ちる水は冷たくて癖もなく、美味しい天然水でした。
何度も汲みに来ている人の話では、この水は1ヶ月位は腐らないということです。





近くの岩場の上から流れ落ちる滝は、何段にもなって流れ落ちています。
近くにいると天然のクーラーの中に入ったようで、ひゃっとする水しぶきが心地よく
山の冷気を感じます。ここもまさにパワースポットなんでしょうね。



この不思議な現象が起こる分杭峠も、日本を横断しているといわれる中央構造線と深い
関係があるようです。
中央構造線は日本で最大規模の「断層」で、関東から九州まで約1,000キロメートルも続いて
いるといわれる大規模な断層なのだそうです。


以前ブログのお仲間の「花と緑を追いかけて」のnaoママさんが詳しく書かれているのを
見せていただいたことがありました。
山の杉木立を抜けて断層がはっきりと分かるという場所まで皆で行ってみました。




長野県大鹿村のこの見学場所は、その様子がはっきりと現れている所で有名なようです。
そしてここが中央構造線のくっきりと分かれている場所です。
地層の色の違いが一目瞭然で分かる所です。
不思議な感じがしました。


その後立ち寄った博物館の方が詳しく丁寧に説明してくださいました。
この中央構造線によって日本列島は内帯と外帯に分けられるのだそうです。
詳しいことをお知りになりたい方はこちらからどうぞ。





磁場ゼロ地帯に流れる天然水を汲みに行く途中の山道に、たくさんの白い球状の蕾をつけた
植物が咲いていました。
この玉状の植物は一体なんでしょう?



お仲間の一人がこれは「玉あじさい」かもしれないと教えてくれました。
確かに球状の隣には開きかけているお花が、、、、
さらに行くとありましたありました。





やっぱりあじさいのようです。
でも蕾の時にこんな球状になったあじさいははじめて見ました。
やっぱりはこの辺にもパワースポットの影響が、、、??
そんなことはないとは思いますが、、、、
でも磁場ゼロ地帯、やっぱり不思議がいっぱいの所でした。



南信州の旅①   日本のチロルへ

2009-08-01 | 南信州の旅



日本列島は8月に入ってもまだ長雨のぐずついた天気がつづています。
地方で起きている長雨による土砂崩れや思わぬ突風など痛ましいニュース が
後を絶たないこの頃です。やはりこれも異常気象ということでしょうか。


そんな中、数人のお仲間と南信州の遠山郷にある下栗の里にブルーベリー狩りに行ってきました。
出かける日も雨模様で、行く道も危ぶまれましたが、幸いにも小雨程度で済み、後半は久しぶりの
太陽も顔を出してくれました。






ここ信州遠山郷の下栗の里は、「日本のチロル」といわれ 標高800m~1100mの間に耕地や
民家が点在する里で、山の急な斜面を利用した畑地です。
前面には南アルプスが広がり、朝もやにけむる風景はまさにヨーロッパアルプスのチロル地方と
いった感じです。





かつての小学校を改築した民宿に一泊。朝食後まわりをちょっと散策、、、
ここ下栗の里は雲が下から湧き上がるといわれる所とか。
ゆっくりと流れる雲や朝露に濡れる草花をながめ、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、、、


実はこの下栗の里に来るのは今回が二度目です。前回は丁度3年前に来ています。
前回の記事はこちらから





今回の目的のブルーベリー狩りは、思いがけない陽ざしに恵まれての作業となりました。
腰につけた籠の中に摘んだ実を入れていきます。
時には摘んだ実を口に入れながら。
ついでにじゃが芋の掘り起こしも体験し、斜面に並んでの作業に、この地に住む人々の
苦労が分かりました。斜面での作業は思いのほか大変です。