風のたより

つれづれに

            ~~~ 岐阜のマチュピチュへ  ~~~

2019-05-03 | ナビでお出かけ



新しい令和の時代が始まりました。

心も新たに新しい時代に向けて、、、、

新聞で偶然に「岐阜のマチュピチュ」の存在を知り、スマホのナビを頼りに出かけてみました。

本物のマチュピチュは南米ペルーの山奥にあるインカ帝国の遺跡で、”一度は行ってみたい
場所”としてよく紹介されてる世界遺産です。





スマホのナビによると自宅から53キロの距離でしたが、朝6時に出たので道もまだ混んでなく
7時20分には現地に着きました。

実際のマチュピチュは標高2430メートルの高地にありますが、「岐阜のマチュピチュ」は
標高300メートルということでしたが、山道に入ってから、くねくねと折曲がる九折の細い道が
頂上まで続いていました。

ここまでの山道も車がやっと一台通れるほどの細い道でしたが、運よくすれ違う車はなし。

だいぶ上の方まで登ってきました。





この辺りは”天空の茶畑”として知られ、最近訪れる人も多くなってきているとか。

新聞で見るまで全く知りませんでしたが、新緑を迎え萌黄色の茶畑が一層目に鮮やかです。

更にここから右側の細い道を上って行くと





やっと目的地の「岐阜のマチュピチュ」のある”天空の茶畑”にやってきました。

車は2台止まっていましたが、周りには誰もいません。

駐車場の前には、だんだん畑の茶畑が広がっています。





案内板も駐車場も村の方々の手作りボランティアでなされていて、駐車場は無料でした。

早かったせいか着いた時にはまだ小さい店は閉まっていましたが、、、





天空の遊歩道の案内板を頼りに、だんだん畑の登り道を上がってみます。

途中まで来て振り向くと、、

さっきは三台しか止まっていなかった駐車場も、あっという間にいっぱいです。

連休中のこともあり出かけるのを諦めていたのですが、早く出てきて正解でした。





登り坂の途中にこんな看板が、、、

国家に歌われている”さざれ石”とは、どうやらこんな石のようです。





正に”天空の茶畑”

爽やかな新緑の空気が気持ちよく、思わず深呼吸を、、、

ここからの眺めも最高ですが、ビューポイントは更に山を登った場所のようです。





ビューポイントはAとBの二か所ありましたが、いづれもこんな急な階段が何か所もあり
山道もくねくねと続き,けっこうきついコースでした。





やっとビューポイント近くまでたどり着きましたが、まだポイントはもう少し上!!

”ビューポイントまでは、もう少しです!!”の看板に励まされさらに上に~~~





そしてついに、、、、「岐阜のマチュピチュ」の場所にたどり着きました!!!

見たかった風景はこれでした。

崖の斜面に置かれた木のベンチに座り、この風景をゆっくりと眺めました。





実際のマチュピチュにはまだ行ったことがありませんが、何となく雰囲気が似ていますね。





高い山々に囲まれた一角に並ぶ遺跡の畝ならぬ、こちらのマチュピチュはよく見ると
茶畑の畝が並んでいます。

遺跡ならぬ茶畑ですが、村の方に伺ったらこの岐阜県揖斐川町の上ヶ流(かみがれ)のお茶は
400年も昔からあったそうで、今のお茶の木はそれを再生させながら延々と続いているのだそうです。





一度訪ねてみたかった「岐阜のマチュピチュ」思い切って出かけてきてよかったですし
無事案内してくれたスマホナビにも感謝です。

それにしても本当に便利な世の中ですね。
まったく道を知らない者でも、このグーグルのナビのお陰で迷うことなく目的地に
到達したのですから、、、

本当にナビに感謝、感謝です。(笑)


                 ~~~  琵琶湖の夕景をさがして  ~~~

2018-01-22 | ナビでお出かけ



忙しさに紛れているうちに、あっという間に一週間が経ちました。

先日帰国を前にした娘と琵琶湖の夕景を見に行ってきました。

運転はすべて娘、ナビの運転で21号線を北上し、米原からは北に回り8号線から山間に入り雪の残った
伊吹山を見ながら国道161号線を南下。

やっと琵琶湖が見える場所までやってきました。





しばらく行くと、近江最古の大社といわれる白髭神社が右側に見え、ここでちょっと見学することに。

白髭という社名が示すおとり延命長寿の神様が祭られているようで、滋賀の絶景パワースポットとか。





御祭紳は猿田彦命で、別名は白髭明神ともいわれているようです。





石段を登って上に、、、

ここからは琵琶湖が一望できました。





更に裏山に上ると、、、、小さな祠と三角の大きな石が、、

周りの空気はどこか神聖で違う空気が流れているようでした。





再び下に降りて、、

ここからは神社の鳥居と琵琶湖に浮かぶ湖中大鳥居を一緒に撮れるビューポイント。





琵琶湖に浮かぶ湖中大鳥居、ここからの夕景もいいでしょうね。

でも残念ながら夕景にはちょっと早く、今回は先を行かないと、、、





お昼も過ぎていたので、沿道の「十穀蕎麦」の看板に引かれ立ち寄ったお店で美味しいお蕎麦を
いただきました。

さすが十穀蕎麦だけあり、ちょっとお値段は高かったのですが、こしがあり風味と味が抜群でした。





さらに進んで、、、月見浜までやってきました。

ここはどうやら琵琶湖の西側のようで、近くを湖西線が走っていました。





釣り人が一人、、、ここでは何が釣れるのでしょう??





更に161号線を南下し琵琶湖大橋の見える場所までやってきました。

そろそろ陽も傾き夕景の時間が迫っています。
橋を渡り右折してしばらく行くと広い公園らしき場所が、、





ここで待っていると、しだいに陽も沈み始め西の空が、、、

そして湖面に夕日の光が走りました。





その後刻々と変わる夕景を眺めならがスマホで撮影。





木々の向こうにピンク色に染まりながら落ちていく夕日はを眺めていると、、、





そのうち湖面を渡る風も強くなり、湖面が小刻みに波打って~~~





帰るころには、さっき渡った琵琶湖大橋に光の帯が並び綺麗でした。


                 ~~~  なごりのもみじ (美濃市大矢田神社)~~~

2016-12-03 | ナビでお出かけ



あっという間に今年も早師走になってしまいました。
年々一年が早く、まるで背中を押されているような感じです。(笑)

というわけで晩秋の紅葉の時期も終わりとなりました。
今秋の紅葉の見納めに美濃市にある紅葉の名所の「大矢田神社もみじ谷」に出かけてみました。





ナビに目的地の設定がうまくいかず肝心なところでナビが終了となり、ここまでたどり着くのに
四苦八苦。

人に聞こうにも車は走っていず人の姿もなく心細いことこの上なしでしたが、やっとこの神社
近くまで来て人のざわめきにほっとしました。





初めて来た大矢田神社は、飛騨・美濃紅葉三十三選の一つに指定されている所で
祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)とのこと。

さすがにもみじの名所だけあり、境内にあるという約3000本のヤマモミジは光に映えて
綺麗です。





山門から歩いてすぐに見上げると高台にある本殿までの100段の階段がありました。

この日もバスツアーの皆さんが100段の階段を上って本殿へ~~~。





途中の階段の左には高い崖から流れ落ちる滝がありました。
「直毘の滝」(なおびのたき)といい、裏山の天王山の奥深くから湧き出る浄水とか。

ちょっと喉も乾いていたので、思わず流れ落ちる聖なるお水を頂き、ついでのお清めのお水に、、、





やっと本殿まで上がってきました。

本殿は江戸時代初期の1672年、拝殿は1671年再建であり、ともに国の重要文化財に指定されているとか。
切妻檜皮葺きの立派な趣の社です。





11月23日にはこの大矢田神社の例祭である「ひんここ祭り」が行われたばかりとか。

「ひんここ祭り」に使われたという素朴な人形が社務所の横に立てかけてありました。





本殿の妻の部分、左が軒唐破風、右が千鳥破風、ともに寛文12年(1672年)建立され
のちに再建されたようです。

詳しい説明書きが立て看板になっていました。





高台のある本殿から帰りはなだらかな坂道を降りて、、、

途中にはこんな珍しい夫婦樹が、、、

一本の幹から杉と檜が生えているとか、不思議です。





山を下りて帰りにもう一度楼門を通ります。

なかなか風情のある楼門で、名残りのもみじが黒い檜皮葺きの屋根に映えていました。





はじめて行った美濃市の山奥にある大矢田神社は、今年のなごりのもみじ見物になりました。

もみじの時期が終われば本格的な寒さの冬もすぐそこです。
今年はどんな冬になるのでしょうか?


                  ~~~  今話題の「モネの池」へ  ~~~

2016-11-11 | ナビでお出かけ



国道256号線沿いの駐車場から道を渡り歩いて数分のこんもりとした神社の森の脇に
話題の「モネの池」がありました。

平日の曇りの日にもかかわらず、池の周りにはこの日もけっこうな人だかりです。
皆カメラやスマホを手に話題の「モネの池」を取り囲んでいました。





関市板取の山間の小さな名もない池が「モネの池」として一年ほど前から突然のブームになりました。
ここがその池です。

フランスの印象派の画家クロードモネが描く睡蓮の絵は有名ですが、パリ郊外にあるジベルニー
の庭に作った池に似ていることからつけられたとか。





この「モネの池」は綺麗に澄んだ水で透明度が高く、池の底までもはっきり!!
石灰岩質の白い砂が底を覆っているようです。

又この池の水は湧水で養分が含まれないため、微生物が育たずに透明度が高いのだそうです。





池の中にはたくさんの色とりどりの鯉が泳いでいました。

十数年前に地域の自治会の人々が飼っていた鯉を放したものとか。
黄金に輝く鯉も泳いでいました。





池の中には6月頃には綺麗な花を楽しめる睡蓮の丸い葉と、、、





黄色い小さい花をつける三角の葉のコウホネがいっぱい浮かんでいました。





池の周りを一回りし反対側から眺めた後、、、、、





隣にある根道神社に階段を上って上ってみました。





高い杉木立の向こうに「モネの池」が見えています。

ここからだと左側の大きなプレハブの観光農園と右側にはこの池に入る目印にもなっている
赤い屋根の喫茶店が見渡せます。





神社の境内から見下ろす「モネの池」です。





最後に下に下りて丁度開催されていたこの「モネの池」を撮った写真展をのぞかせていただきました。

この日はこの写真展を開かれているプロのカメラマンの方と偶然にもお話することができ
いろいろ参考になりました。





池に咲く睡蓮の花、、、、一瞬油絵かと見まごう色合いの写真がいっぱい、、、

天候や撮影する時間帯によって、この「モネの池」はいろいろの表情を出しているのかもしれません。
ここはもう間違いなくモネの世界でした。

               ~~~  板取川の紅葉を愛でつつ、、、 ~~~

2016-11-09 | ナビでお出かけ



11月に入り今年も紅葉の時期になりました。

今回初めてカーナビを使い板取の山奥にあるという話題になった「モネの池」を見たいと
出かけてみました。

目的地までは53キロ、一般道を使い約1時間半のコースです。
途中の板取川沿いの紅葉を愛でつつ、、、、





車を止めて、、、

所々紅葉に染まった木々が目につきますが、全体的には錦秋に染まるのはこれから
という感じです。





今通ってきた道を振り帰り、崖の上を見上げて、、、





国道256号線の小瀬見橋にさしかかると、、、、
川に移り込んだ紅葉した木々が目につき、ここでも車を止めて。

車で来ると、自由に好きな時に好きな場所に車を止めることができるのがいいです。





よく見ると深い川の色はエメラルドグリーンです。





川面に映りこんな木々が綺麗です。





鏡のように澄み切った水面の美しさにしばし見とれて、、、

目的の「モネの池」まではもう少し。
更に車を走らせます。