風のたより

つれづれに

             ~~~ 北国街道ぶらり散策のバスツアー ~~~

2018-05-10 | 街歩き



”北国街道ぶらり散策”と題したバスツアーに当たり、一日北国街道沿いを楽しんできました。

最初に行ったのは福井県敦賀市の新スポットとなった赤レンガ倉庫。

この赤レンガ倉庫は1905年に建てられ当時は石油貯蔵庫として使われていたとか。





中では明治後期から昭和初期にかけての敦賀の街並みと港の様子が大きなジオラマで再現
されていました。





赤レンガ倉庫とは道を隔て港に面した金ヶ崎緑地には敦賀ムゼウムがあります。

第二次大戦中に多くのユダヤ人や難民の命を救った杉原千畝の偉業に関する資料が
たくさん展示されています。





会館の窓からは目の前の敦賀港は見えています。





船の舳先を模った敦賀港の岸壁。

かつてここから多くのユダヤ人や難民が上陸していったんですね。





近くには旧敦賀港駅舎が残っていました。





次にはちょっと港を離れ気比神宮へ。

この気比神宮は春日大社、厳島神社と並び、日本三大木造鳥居で有名とか。





境内に入るとすぐの御手洗場にあるこの亀の口から流れる水を飲むと運気がアップ
するという長命水。

ご利益にあやかって私もいただいてきました。





中庭に通じる門には菊のご紋章が、、、

二千年の歴史を有する我が国でも数少ない古名大社というのもうなずけます。





この日のお食事は若狭牛のせいろ蒸しご飯にお造り、それと甘えびとお蕎麦の食べ放題。

こんなにたくさんの甘えびを頂いたのは初めて。

若狭牛のせいろ蒸しも甘えびもとても美味しかったです。





午後からは滋賀県長浜市にある木之元地蔵院へ。





この地蔵院は目のお地蔵様として知られていて、たくさんの蛙の置き物がいっぱい!!

これは蛙が目を患う人の身代わりになって身を守ってくれるといい、片目をつぶった
蛙の置物が並んでいました。





また書院の大広間の北側の奥には、、、





”こころ”を模った池の向こうには築山があり、右手に枯滝石組を、池中に亀島があり、正面にある
出島は鶴島を意匠したもので蓬莱様式の庭だそうで、このお庭は江戸中期に造られたものとか。

久しぶりに日本の街道を楽しんだ一日でした。

                    ~~~  これが図書館???  ~~~

2017-10-18 | 街歩き



岐阜市内に変わった図書館として話題になった「みんなの森ぎふメディアコスモス」の二階の
図書館に立ち寄ってみました。

ここは岐阜市立中央図書館で、最大所蔵可能数90万冊、座席数910席とか。
2015年7月に新たにオープンしたようです。

さっそくエスカレーターで二階へ~~~




 ”え、ここが図書館!!”

確かに今までの図書館のイメージとはだいぶ違います。

天井から下がっている大きな丸いものは、グローブと呼ばれるもので、館内にはこんな
大小のグローブが10個下も下がっていて上から光が落ちてくるようです。

ここは「受付のグローブ」





グローブはいろいろに分かれていて、ここは「文学のグローブ」

グローブの周りには蔵書がびっしりですが、時間的にもこの日はここのコーナーの利用者は
ありません。

もったいないですね。





その代わりに窓際のコーナーにはたくさんの利用者の姿がありました。





また館内にはこんなコーナーも。

ここは親子で遊べるスペースの「親子のグローブ」。





お隣は籐で編んだ広めの腰掛が嬉しい「ゆったりグローブ」

コルクでできたテーブルも自然素材です。





「受付グローブ」の並びには、インターネットコーナーもありました。





出入り口近くには、自動貸出機があり予約もできるようです。





たくさんの本に囲まれて一日いても飽きない図書館という感じです。

確かに目標の「滞在型図書館」ですね。





大きな窓からはたっぷりと光が入り、天井も高く全体がゆったりとした図書館で、ちょっと疲れたら、、、





入り口に併設されたカフェへ行って、ちょっと休憩。

いいですね!!

スターバックスの図書館への出店も初めてのようです。

これまでの図書館のイメージとはちょっと変わった今までにない図書館でした。




                  ~~~  長良川河畔の河原町ぶらぶら  ~~~

2017-10-16 | 街歩き



歴史博物館での展示を見た後は、ここから歩いてすぐの長良川河畔までやってきました。

岐阜の長良川といえば鵜飼が有名です。
川端の幟には「ぎふ長良川の鵜飼」の文字の向こうには、川岸に留まった鵜飼船も見えます。





長良橋の脇に建つ鵜を操る鵜匠と鵜の像。

その横の階段を下りていくと、、、、





「川原町」と呼ばれ昔ながらの日本家屋が続く、とても風情ある街並みがあります。

この道すじをちょっとぶらぶら、、、





昔ながらの格子戸のある古い町並みが続きます。

この辺りはその昔、長良川の水運を利用した川港として栄え、多くの商店で賑わっていたそうです。

今でもその名残か、伝統工芸品「岐阜うちわ」を製造販売しているお店や、岐阜銘菓「鮎菓子」を売る
お店などが軒を連ねます。





各店の軒下には鵜飼の絵柄の岐阜提灯が下がっています。

風情がありますね。





ここはよく見ると、、、どうやら郵便局のようです。

古い家屋をそのままのようですが、趣がありますね。





そしてここは銀行。

外観は街並みの雰囲気を損ねないように工夫されていますが、中はどうなんでしょう??





細い格子戸の続く街並みは、高山や郡上の街並みによく似ています。





シックな町並みには、昔懐かしい赤いポストが良く目立ちます。





季節のハロウィンを意識してか、店先にかぼちゃがたくさん並んでいるお店も。





街並歩きもこの辺りからそろそろUターンです。





この日は10月だというのに、まだかき氷の暖簾が下がったお店がありました。

どうやら長良川鵜飼も丁度15日の昨日で終了となったようです。

これを境に季節もぐっと初秋に入り、店先に下がっていた鵜飼の絵が描かれた提灯も
きっと取り込まれたことでしょう。




                ~~~  醒ヶ井の”居醒の清水(いさめのしみず)” ~~~

2017-08-31 | 街歩き



醒ヶ井の地蔵川に咲く梅花藻を見ながら川沿いを散策してみました。

脇を通った方が、川の水は湧き水で、もっと先に行くと水源があると教えてくれました。
ずっと奥にある神社の下にあるとのこと、歩いて水源を見ることに。





川沿いの家々の軒先には、緑の鉢が並びます。





川沿いにあった甘未処。

川を渡ってお店に入ります。





火鉢を利用した鉢にはホテイアオイや水草が、、、

なんか風情がありますね。





この水は上流の方では飲み水になるのだそうです。

スイカを冷やすとよく冷えるとか。





川沿いにあったサルスベリの木。

この花びらが川面に落ちて梅花藻に色を添えていたのですね。





静かな道に赤い自転車が印象的です。





川沿いの静かな住宅街。

皆さん川を大事に綺麗に住んでいます。





やっと加茂神社までやってきました。

さっそく階段を上ってみることに。





上からは立派な屋根瓦の醒ヶ井の街が見下ろせました。





ここは旧中山道の醒ヶ井の宿場町でもあったのですね。





神社を下りて、、、

ここが旧中仙道のかつての醒ヶ井の宿場があった所のようです。

今も数件宿屋として営業しているとか。

この辺りでUターンして、、、





加茂神社の下の水源まで戻ってきました。

ここが地蔵川の湧き水の出る水源のようです。
岩の隙間からこんこんと湧き水が流れ出しています。

街の方が言われたようにこの先には川はなく、地蔵川はここからの湧き水で始まり
下までづっと流れているようです。

この水源は居醒の清水(いさめのしみず)と言い、平成の名水百選や水の郷百選に選ばれているとか。

初めて行った醒ヶ井の街ですが、この街のすぐ上には名神高速道路が走っていてました。
何度か通過はしているはずですが、ゆっくりと街を見るのは初めてでした。

暑い中汗をふきふき電車を乗り継いて出かけた醒ヶ井、これもこの夏の良い思い出でになりました。


                      岐阜シティ・タワー43からの夕景

2015-03-16 | 街歩き



岐阜に出るたびに下から眺めていたJR岐阜駅前にそびえる新しいランドマーク、岐阜シティタワー43。
2007年10月にオープンした商業と住居の複合の超高層ビルですが、まだ登ったことがありません。
今回所用で出かけたついでに初めて展望フロアに登ってみました。(入場無料)

エレベーターで45秒で163メータの高さの展望フロアに到着!!

所用を済ませたらすでに夕方近くになってしまい、この展望フロアからの夕景を眺めることに~~~

展望フロアの東側には、真下にJR岐阜駅が、そしてその先には各務原、関方面が眺められます。





北側には金華山と岐阜城があり、市内を流れる長良川が上部に見えています。
手前に見えるビルは、岐阜スカイウイング37。





南側には名古屋方面が見え、名古屋のランドマークもかすかに見えていましたが、写真ではちょっと、、、
晴天の日にはきっとはっきり見えるはずです。





通路を通り西側のフロアに出てみると、長良川の先には養老山系がうっすらと見えています。





偶然入ってきた電車は,JR高山線。





眺めていると、すっかり日も傾きはじめ、、、





北側に延びる忠節橋方面の道には、明りが灯りはじめました。





西側の街並みにも、次第に灯が灯りはじめています。





JRの岐阜駅前にも,だいぶ明りが灯ってきました。

薄暮の頃からの変化が一番綺麗な時間かもしれません。





日が落ち始めると、わずかな時間にも刻々と変わる街の表情です。

灯が灯りだして、すっかり町の雰囲気は一変したようです。





先ほどまでは、ぽつぽつと灯っていた忠節橋方面の明りも、もうすっかり光の帯になっています。





タワーを下りてみると、JR岐阜駅周辺にも、こんなライトアップがされていました。

手持ちのコンデジでの撮影でしたが、昼間とは違う表情を見せる街の夕景にちょっと感激のひとときでした。