”北国街道ぶらり散策”と題したバスツアーに当たり、一日北国街道沿いを楽しんできました。
最初に行ったのは福井県敦賀市の新スポットとなった赤レンガ倉庫。
この赤レンガ倉庫は1905年に建てられ当時は石油貯蔵庫として使われていたとか。
中では明治後期から昭和初期にかけての敦賀の街並みと港の様子が大きなジオラマで再現
されていました。
赤レンガ倉庫とは道を隔て港に面した金ヶ崎緑地には敦賀ムゼウムがあります。
第二次大戦中に多くのユダヤ人や難民の命を救った杉原千畝の偉業に関する資料が
たくさん展示されています。
会館の窓からは目の前の敦賀港は見えています。
船の舳先を模った敦賀港の岸壁。
かつてここから多くのユダヤ人や難民が上陸していったんですね。
近くには旧敦賀港駅舎が残っていました。
次にはちょっと港を離れ気比神宮へ。
この気比神宮は春日大社、厳島神社と並び、日本三大木造鳥居で有名とか。
境内に入るとすぐの御手洗場にあるこの亀の口から流れる水を飲むと運気がアップ
するという長命水。
ご利益にあやかって私もいただいてきました。
中庭に通じる門には菊のご紋章が、、、
二千年の歴史を有する我が国でも数少ない古名大社というのもうなずけます。
この日のお食事は若狭牛のせいろ蒸しご飯にお造り、それと甘えびとお蕎麦の食べ放題。
こんなにたくさんの甘えびを頂いたのは初めて。
若狭牛のせいろ蒸しも甘えびもとても美味しかったです。
午後からは滋賀県長浜市にある木之元地蔵院へ。
この地蔵院は目のお地蔵様として知られていて、たくさんの蛙の置き物がいっぱい!!
これは蛙が目を患う人の身代わりになって身を守ってくれるといい、片目をつぶった
蛙の置物が並んでいました。
また書院の大広間の北側の奥には、、、
”こころ”を模った池の向こうには築山があり、右手に枯滝石組を、池中に亀島があり、正面にある
出島は鶴島を意匠したもので蓬莱様式の庭だそうで、このお庭は江戸中期に造られたものとか。
久しぶりに日本の街道を楽しんだ一日でした。