いま冬鳥の飛来が多い時期か、思いがけず鳥を撮るチヤンスが多くなりました。
ヒレンジャクが来ているというので、さっそく一昨年行った太田宿に出かけてみました。
昨年は一羽も飛来しなかったようなので、二年ぶりの再会です。
鳥は行けば必ず会えるということでもなく、下見ぐらいの気持ちで出かけたのですが、、、
行ったらもうすでに10人ぐらいのアマチュアカメラマンがずらっと並び、高い木には
ヒレンジャクの姿がありました。
これはラッキーです。
数十羽のヒレンジャクが、高い榎の木に宿ったヤドリギの実をついばんでいます。
下からではよく見えないのですが、、、どうやら今年も来ているのはヒレンジャクが多く、
尻尾の黄色いキレンジャクは見当たりません。
ヒレンジャクが止まっている高い榎の木の下には、時々水を飲みに降りてくる水場があります。
きっとヒレンジャクは、水を飲みに降りてくるタイミングを木の上から見ているのでしょう。
一羽が降りてくると、次々にさあっと水場に降りてきて素早く水を飲んで、また高い木に戻っていきます。
その素早いこと!!
人間を警戒しているようにも思えました。
ヒレンジャクの餌は、この榎の木に宿ったヤドリギの実のようです。
透き通ったような小さくて丸い実がそれですね。
食べた後は、長い糸のような糞が垂れ下がっています。(汚い話でご免なさい。)
たくさんのアマチュアカメラマンの方々は、ヒレンジャクが水場に来て水を飲む
瞬間を狙っているようで、その瞬間、パチパチパチとカメラの連写音が、、、、
そんな瞬間はなかなか撮れませんが、一度だけちょっと近い場所に来てくれたので
間近にヒレンジャクの姿を見ることができました。
まるで歌舞伎のくまどりのような顔と、ピンと上がった冠羽に特徴のある鳥ですね。
写真はほとんどトリミングしています。
トリミングしなくて済むような立派なレンズ、やっぱり欲しいですね。(笑)