風のたより

つれづれに

     養老の滝

2011-09-30 | Weblog



            先日、津屋川の彼岸花を見た帰り養老駅で下車し養老の滝を見てきました。
            今回初めて乗った養老線は、のどかな田園を走る電車で昼間は1時間に1本か2本しかありません。
            養老の滝は、養老駅で降りてから歩いて40分ほどかかりました。





            滝までは広い養老公園の中の緩やかな山道を登らなければなりません。
            木々の狭間に養老山麓の山が見え隠れしています。





            更に山道を登っていくと、次第に水の音が聞こえてきました。





            養老の滝はまだまだ先ですが、山道の右側からは、滝から流れ落ちる水の音が続きます。





            石の間を流れ落ちる滝の音が次第に大きく、、、台風の後の増水のためか水量も多いようです。
            滝は滝谷の上流部にあり、もう少し山道を登ります。





            川に沿って更に山道を登っていくと、急な岩場が出てきました。
            有名な「養老の滝」までもうすぐです。





            足元をごうごうと勢いよく流れる滝の先に、、、、
            やっと岩場の上に「養老の滝」が見えてきました。





            親孝行物語の伝説と日本の滝百選として有名な名水百選でもある 「養老の滝」
            滝壺まではもうすぐそこです。





            やっと「養老の滝」にたどり着きました。
            落差32m、幅4mの滝。
            これが有名な滝で、この日もごうごうと水しぶきをあげて勢いよく流れ落ちていました。
            水しぶきでカメラが濡れそうでこれ以上近づけません。

            貧しい木こりの息子が、ある時岩場から流れる酒香のする水を老いた父親に飲ませたところ
            それはまさしくお酒で、父親は喜びみるみるうちに若返ったという養老伝説はここから
            生まれたんですね。

            そして奈良の都の元正天皇は「老いを養う若返りの水」と称え、元号を「養老」と改めたと
            言い伝えられています。





            帰り道も流れ落ちる滝の音に送られて、、、、
            マイナスイオンをいっぱい浴び気分もすっきりでした。
            この流れはやがて津屋川に合流し、遠く海津市で揖斐川と合流して、ついには伊勢湾に流れる
            ようです。

            今回、滝の姿を慣れないTV(シャッタースピード優先)でいろいろ設定を変え撮ってみましたが、
            どの設定がよいのやら???
            慣れないことに、相かわらず、その場であたふたしてしまいました。(笑)

      彼岸花いろいろ

2011-09-24 | 季節の草花



            “暑さ寒さも彼岸まで“と言いますが、台風15号が去った辺りから急に気温が下がり
            朝晩はぐっと肌寒くなってきました。
            ほんと、昔の人の言い伝えの確かさには、びっくりしますね。





            このお彼岸の花と言えば、やっぱりこの真っ赤な彼岸花ですね。
            台風の前に環境楽園で撮った真っ赤な彼岸花は、長い脚をすっくと立てて、、、、、





            この彼岸花、花と葉は同時には出ないのですね。
            花のある時には葉がなく、葉が出る時には花がない、、、
            なんだかちょっと不思議な気がしますが、、、、





            不思議と言えば、こんな白い彼岸花を見かけました。
            こんな白い彼岸花を見るのは初めてですが、周りを見ると、、、、





            白のほかにも、ほんのりと黄色がかったものや、、、





            こんなピンクがかったものや、、、





            さらには、こんなオレンジ色のものまでありました。
            今までに、こんないろんな色の彼岸花を見たことはありません。

            後で調べると、これらは本来の真っ赤な彼岸花にショウキズイセン(鍾馗水仙)
            の交配種から生まれたもので、その交配の過程で白いものは、シロバナマンジュシャゲ
            (白花曼珠沙華)といい、黄色やピンクもその仲間らしいです。

            最近の彼岸花は真っ赤なものばかりでなく、こんな色もあるんですね。
            ずいぶんカラフルになりました。





            昨日、この地方の彼岸花の群生地として知られる、津屋川の彼岸花を見に行きましたが、
            今年は今回の台風15号の影響か、花はすっかり痛み、期待した景観は望めませんでした。





            時期は丁度いいのに、とっても残念でした。
            やっぱりその花の時期に綺麗な花を見るというのは、いろんな条件が揃わないと無理なんですね。
            来年こそ、津屋川の土手の両側に咲き誇る真っ赤な彼岸花の群生を見たいなと思います。




      観覧車(オアシスホイール)

2011-09-20 | Weblog



            秋の青空に回る観覧車!!!
            一度乗ってみたいと思っていた河川環境楽園の大観覧車、オアシスホイール。

            敬老の日の特別イベントで、やっとこの観覧車に初乗車です。
            観覧車なんて少々子供っぽいですが、高いところが大好きな私にとっては
            子供の頃に乗った夢の遊園地そのものです。





            地上70mで回るこの観覧車からは、360 度の大パノラマを一望でき、岐阜の風景と
            雄大な木曽川の流れが望めます。

            観覧車の車内には、世界初の立体音響システムが搭載されれいて、
            4つのジャンルから音を選べます。
            私が選んだのは、「ヒーリングサウンド 地球のささやき」

            川、森、滝、風、鳥の声など、心地よいサウンドが立体的に流れてくる
            3D 立体音響システムの癒しのひとときです。





            いよいよ出発!!
            ゆっくりと観覧車が動き出し青空に向かって上がっていきます。





            ゴンドラの窓から見える岐阜の山並みと、秋の空にぽっかり、ぽっかりと浮かんだ白い雲が綺麗です。
            やっぱり上空からの眺めはいいですね。





            かなり上がってきました。
            駐車場の向こうには、ゆったりと流れる木曽川が見えますね。





            さらに上がって、、、、
            横を走る東海北陸自動車道もすくそこに。  
            手前のうねった道路は、川島PAに入る引き込み線でしょうか。
            ここは、東海北陸自動車道の川島PAから直接入ることのできる公園です。





            木曽川の向こうには、特徴のある138タワーのある公園も良く見えます。

            ゴンドラの中には、さっきから小鳥のさえずりや小川の流れが聞こえています。
            観覧車からの眺めを楽しみながらのBGM、、、贅沢な気分です。





            いよいよ観覧車が一番高い所に上がってきました。
            地上70メートルからの眺め、なかなかいいですね。
            今日は秋晴れで気分も最高です。





            少し下がってきました。
            ここからみると水族館アクアトトもすぐ下に、、、、
            人だかりのするところでは、きっとアシカショーをやっているのでしょう。
            雛段に並んだ親子連れがいっぱい見えます。





            河川環境楽園の全景も観覧車から見ると、こんな感じに見えるんですね。
            13分間の空の散歩は、とっても気持ちよく、眺めも十分楽しめました。





            この観覧車、、、、、、夜になると、、、
            こんな風にライトアップされています。(夕方6時より)

            時間とともに変わる観覧車のイルミネーションも綺麗でした。





            この夜の観覧車を撮ろうとしていたら、どこからともなくミャアミャアとか細い声が、、、、
            みると可愛い小さい子猫でした。

            最初は遠巻きにしていましたが、危険でないと分ると少しづづ近づいてきて
            お腹がすいているのかミャアミャア泣いています。

            きっとこの辺に捨てられた捨て猫でしょう。
            バックの中には、あいにく何も持ち合わせがありません。
            子猫は私の周りから離れようとしません。





            「ごめんね、おばさん何もあげるものないのよ」
            声をかけると、ミャアミャアと返事しています。

            あまりかわいそうになり、園内の売店に行きパンを買い戻ってみると、さっきの
            白猫ちゃんはもういませんでした。
            どこへ行ったんでしょう?
            もう少し待っていたら、今日の夕飯ぐらいは食べれたのに、、、

            この河川環境楽園は東海北陸自動車道の川島PAから直接入ることができるため、
            こうして捨て猫や捨て犬の場所になっていると聞いたことがあります。

            環境楽園という名が付いているのに、、、、
            この子たちにとっては、けっしてここは“楽園”ではないでしょう。
            せっかく乗った観覧車でしたが、ちょっぴり悲しい気分になってしまいました。



      可愛い用心棒!!

2011-09-15 | 



            まだまだ日中は、残暑の厳しい日が続いていますが、夕方日の暮れる時間が早くなりました。
            夜になると急に虫の音が大きくなり、びっくりするほどです。
            秋は少しづつ近づきつつあるようですね。


            ところで、このところすっかりご無沙汰の例の三軒先のモモスケ君の近況ですが、、、、
            いましたいました!!!
            今日も我が家の駐車場の屋根の上で気持ちよさそうにスヤスヤ~~~





            この安心した表情を見ると、よほどこの場所がお気に入りのようで、、、
            駐車場に延び出した木蓮の葉っぱが、丁度いい日陰になっているようです。

            モモスケ君はここから道を歩く人を観察したり、最近出没してきた黒猫の動きを警戒しながら
            そっと見ています。





            そして今日は、我が家の玄関前でごろごろ~~~~
            モモスケ君にも夏の疲れが出る頃でしょうか?
            コンクリートの床が気持ちいいのかもしれませんね。

            隣に置いた流木は、今ではモモスケ君の丁度いい爪とぎ道具になりました。
            時々、両手を忙しげに動かし、せっせと爪とぎをしています。
            お陰でボロボロに、、、、(笑)





            こんな可愛い猫ちゃんを見つけました。
            猫ちゃんをクリックすると、、、、

            猫ちゃんを一回クリックすると、あちらこちらに動きながら可愛いしぐさをしてくれますよ。

            (場合によりダウンロードが必要になりますが、ご面倒ならスルーしてください)





            そして時にはこんな場所にもいます。
            小雨の濡れない中屋根の上、のっしのっしと音がすると思ったら、いつの間にかテラスの屋根
            の上、下からも見えてます。
            ”入れて入れて!!”の甘え声に負けて、、、、窓からの風が心地良いこんな場所でも。

            こんな姿を見れば、だれでも我が家の飼い猫と思うでしょうね。
            でもモモスケ君は、三軒先にちゃんと飼い主さんがいるのですが、我が家に遊びに
            来るようになって早5年が過ぎました。

            今では我が家の可愛いペットでもあり、私の丁度いいお話し相手です。
            出先から戻ると、いつでも決まって玄関でスリスリしてお出迎えしてくれるモモスケ君。

            我が家の周りをいつもうろうろしながら、あちこち点検してくれる、今では可愛い用心棒
            にもなってくれているんですよす。(笑)

        中秋の名月 (満月)

2011-09-13 | 天文



               昨夜は旧暦で8月15日で“ 中秋の名月 ”でした。
               そして昨夜の月は中秋の名月の中でも、6年ぶりの満月だったようです。
               中秋の名月が毎年満月とはならず、2005年以来のこととか。

               そんな事とはつゆ知らず、ニュースで“中秋の名月”と聞き、お月さまを
               撮ってみようと思い立ちました。






               この時点ではちょっと崩れていますが、お月さまの周りにかかる虹色の輪は「月光輪」
               と呼ばれるものだそうです。
               一番上の写真の方がはっきり分かるかもしれません。






               お月さまを撮るといっても、いったいどう撮っていいのやら???
               とりあえず三脚を二階のベランダに出し一枚パチリ!!!

               ただ丸い白い○がぼんやりと写っているだけです。
               これじゃ、どうしょうもないと急いでネット検索です。
               その結果やっと何とか月らしい姿が、、、、








               ネットで調べると、お月さまの撮り方はいろいろ出ていましたが今回は
               ISO 100~200,F5.6~8、シャッタースピード1/125、それに露室補正ー2に設定。





               
               まだちょっとはっきりしていませんが、いろいろ設定によって微妙に月の色が
               変っているようです。
               写真はちょっとトリミングしています。

               月の光は意外に明るいので、露出補正は絶対必要なようです。





               ちょっと暗くなりましたが、やっと今夜の中秋の名月、そして満月の月が、、、、、
               もっと明るい方が良かったかも???





               昨夜見えた「月光輪」は、上空の薄い雲(巻雲など)が、月を薄っすらと隠した時に
               見られるのだそうです。
               虹色に見えるのは、雨上がりに見られる虹と同じ原理だとか。

               日中はまだまだ真夏に戻ったかのような暑さが続きますが、こんな月の天体ショーをみると
               秋はもうすぐそこまで来ているのだなと感じますね。