南信州、一泊二日の旅をお仲間達と楽しんできました。
最初に訪れた信州、遠山郷、「下栗の里」は、日本の原風景を
今に残す集落で、“日本のチロル”とも言われています。
下栗の里は、山の斜面標高800mから1100mの間に最大斜度38度の
急斜面に耕地や民家が点在しており、その光景は、まさに
「耕して天に至る」ものでした。
急斜面の耕地には、お茶を初め、そば、二度いも、コンニャクや
穀物類の他にブルーベリも栽培されています。
今回私達の目的は、このブルーベリー狩りでした。
眼前に広がる南アルプスの山々の中には、日本百名山としても名高い
聖岳や光岳があり、その光景はまさに絶景そのものでした。
この「下栗の里」は、民放の番組「田舎に泊まろう」でも二度取り上
げられたそうです。私達は、昔小学校の分校だった跡地に建てられたロッジ
に泊まりましたが、里の方々の素朴な暖かさが心に沁みました。