風のたより

つれづれに

    「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」

2008-05-31 | 貞奴の別邸「萬松園」


前回ご紹介した川上貞奴の別荘「萬松園」の隣には、こんな素敵な結婚式場
兼レストランがあります。

かつては「後藤別荘」と言われ、地元の大手毛織物会社の持ち物でした。
「萬松園」と同じ木曽川沿いに建ちながら、純日本家屋の「萬松園」とは対象的
に煉瓦造りの瀟洒な建物ですが、その歴史は「萬松園」より古く大正13年の建築
とのことです。

元あった所から移築され「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」として数年前に新
たにオープンしました。

「迎賓館サクラヒルズ」


去年サークルのお友達とこちらのレストランでランチを楽しんだことがあります。
予約がなかなか取れず、この時もやっと、、、


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画像をクリックお願いします。

と言うのも、このレストランは結婚式が入ると貸切になってお休み。
土、日や大安には結婚式が多く、なかなか予定どうりに行けないんです。

今回は「萬松園」見学後、こちらの「迎賓館サクラヒルズ」も内部を係りの方の
計らいで案内していただける事になりました。

結婚式はこんな素敵なチャペルで、、、、
バージンロードはゆうに10メートルもあるそうです。
ステンドグラスはイギリスの教会のアンティークとか。
ステンドグラスの向こうには木々の緑が、そしてその先には木曽川が、、





広々とした披露宴会場は,木曽川の流れが臨める絶好のロケーション。
こんな所での結婚披露宴もいいですね。
披露宴会場横には豪華なカウンターがでんと設えられていました。

一昨年名古屋市内のホテルでの結婚式を挙げた次女もここでやった方が
よかったかな、なんて思いましたが、、、ここは残念宿泊が出来ないのです。
遠くからの招待客がある場合は別箇にホテルが必要なんですね。

それにしてもこの披露宴会場とっても素敵でした。


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<迎賓館サクラヒルズ

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ソースはsakuraさんよりお借りしました。

この「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」は大小15もの部屋があり、こちらはまた
外観、内観とも和洋折衷の造りになっていて、特に広間の欄間絵や螺鈿細工
が随所に見られ,「大正ロマン」が溢れていました。

大正13年の建築当初は当地の名士の社交場だったようです。
今では前回の貞奴の別荘「萬松園」も披露宴会場として使われているようです。

伝統的な由緒ある建物が二つ並んだこの辺りは、ちょっとリッチでゴージャスな
気分を味わうにはお薦めの一角でした。

これから結婚される予定のご子息さんやお嬢さんを持たれた方は、一度見学
されるのもいいかもしれません。

    “貞奴”の別邸 「萬松園」の一般公開 ①

2008-05-28 | 貞奴の別邸「萬松園」
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画像はマウスオンです。

  我が家から車で10分ほど下りた木曽川の川沿いに、「萬松園」と言う別荘
  があります。

  この別荘は、日本最初の女優として有名な川上貞奴が昭和8年に建てた物で、
  その内部は数寄屋造りの立派な日本家屋です。

  この建物の前には国道21号線が通り、何度となく前を行き来しているのですが、
  まだ内部を見たことがなく、一度見学したいと思っていた矢先、一般公開が始
  まったことを知り早速市の見学会に応募しました。


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画像はマウスオンです。

  日本の女優第1号として活躍した川上貞奴の事は1985にNHKで「春の波濤」
  として放送され、その主役を松坂慶子さんが演じて話題になりましたので
  見られた方も多いと思います。

  放送の前年には女優松坂慶子さんもこの地を訪れ、貞奴が建立した「貞照寺」
  に墓参りにみえました。
  私も見ましたが、凄い人と女優松坂慶子さんの美しさが印象に残っています。

  このドラマは日本の女優第一号である川上貞奴を中心に、明治・大正期の
  文化や世相が描かれ貞奴の夫である川上音二郎(オッペケペー節で有名)
  や福沢諭吉の娘婿で「電力王」と言われ、後に貞とのロマンスでも知られる
  福沢桃介や芸者時代に貞奴を水揚げしたと言われる伊藤博文などの人物
  の登場で話題になったNHKのテレビドラマでした。

    “貞奴”の別邸 「萬松園」の一般公開 ②

2008-05-28 | 貞奴の別邸「萬松園」
<萬松園正面';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<畳敷きの玄関';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<山水画の襖絵';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<釣鐘型の障子窓';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<水屋';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<奥座敷';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<ガラス窓のサンルーム';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
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萬松園正面
<中から見た玄関口b';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<唐子と賢人が描かれた桐戸';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<珍しい杉の天井';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<離れにある船見所';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<鉄の釣り灯篭';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<貞照寺山門';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<貞照寺';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">


ソースはnon_nonさんよりお借りしました。

  この「萬松園」は木曽川を前に2500坪の広さがあり、庭から川沿いの船着場に
  下りられ、各部屋からの借景も素晴しいものでした。

  別荘内部は建坪150坪、一部二階立てになっていて部屋数大小あわせて20もの
  部屋があり、別荘と言うには値しないほどの規模でした。
  案内されている最中も入り組んだ部屋の間取りに迷うほど、、、、
  各部屋のしつらえもそれぞれ細かいところまで贅が尽くされ見事でした。

  一回の見学者は十名ほどと人数制限があり、見学には市からボランティアの
  方から細かい説明があり、また保存状態も極めて良い為、ゆっくりと当時のままの
  別荘雰囲気を十分に味わう事ができました。

  公開は毎月なされています。(見学料 500円)
  またこの建物は文化庁の有形文化財として登録されています。

  次数が1000字以上になってしまった為2回に分けてのUPになりました。
  恐れ入りますがコメントは①の方にお願いいたします。

セントレア  その3   “ 源氏物語のデコパージュ ”

2008-05-25 | 中部国際空港(セントレア)


   セントレアではもう一つのイベントが行われていました。
   源氏物語誕生から一千年を記念しての“デコパージュ”展です。

   “デコパージュ”??って一体どんな物でしょう??
   私には今までに馴染みのないものでしたが、かえってそれに興味を
   そそられました。

   “デコパージュ”とはフランス語(decouper)で「切り抜く、切り裂く」という
   意味なんだそうです。

   17世紀にイタリア・ベニスの家具職人が日本の漆工芸を真似て作った
   のが始まりといわれているようですが、知りませんでした。
   一体何を切り抜くんでしょう???
   興味が尽きません。


<■説明文1■<
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<<
<<
<<
<<


ソースはsakuraさんよりお借りしました。
小さい画像をクリックしてください。

   で、分かったことですが、このデコパージュはネットで調べたところ、、、
   もとは石鹸やタイルなどの表面に、紙に描かれた模様や絵の切り抜き
   を貼って飾り、その上にコーティング剤を塗り重ねて作り上げる工芸品。

   18世紀中頃には、ヨーロッパで広まり、フランス上流階級の婦人の間で
   流行したんだそうです。
   20世紀に入ってからはアメリカでも大流行し、やがて日本にも伝わり人気
   が出てきたと言うことでした。

   今では家具や調度品にいたるまで、何にでもデコパージュでの装飾
   が出来るようです。



デコパージュ


   そして上が、源氏物語を元に作られたデコパージュで表現された
   源氏物語の世界です。

   絵は描いた物の他に、すでに専用に描かれた絵を貼り付け、中に粘土
   などを入れて膨らみを出したり、何枚も同じ物を重ねて3Dにしたり、、、

   右下三番目の本の形の物は,いらなくなった厚手の本物の本だそうで、
   ページを折り曲げてコーティングして形を作ったとか、、、

   どれもみな素晴しく平安の世界を優雅に表現されていました。

   デコパージュの世界をほんのちょっぴり覗いた気分になりました。

  セントレア その2   “ バリ舞踊とガムラン演奏 ”

2008-05-21 | 中部国際空港(セントレア)



   この日のイベントの一つが、6月2日からのガルーダ・インドネシア航空
   の直行便開設を祝って行われたバリ島のガムラン演奏とバリ舞踊です。

   バリにはまだ行ったことがありませんし、バリ音楽やバリダンスを見る
   のも初めてです。

   正面ステージには“観て,聴いて、感じて、バリ一日旅行”の大きな
   垂れ幕が、、、、

   ランチバイキングの時から聞こえていた妙なる音がこのガムラン
   演奏だったのですね。


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説明文1
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ソースはnon_nonさんよりお借りしました。

   インドネシア・バリ島に伝わるバリ舞踊は、古くはヒンドゥー教の神々
   と交信するための神聖な踊りで、神への供物と言われ今でも奉納舞
   としてバリ島各地の寺院で踊られているのだそうです。

   その踊りの演奏に使われるのが、ガムランといわれる打楽器です。


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画像はマウスオンです。

   ガムランは青銅で出来た打楽器で、バリ舞踊同様バリ島では祭礼
   や儀礼に欠かせない楽器のようです。
   その妙なる音色は、西洋音楽にはない唸りを伴う響きが、なんとも
   不思議な音色です。

   どこか仏壇のチーンという音や、お寺のゴーンという鐘の音に似て
   いて、なんだかちょっぴり日本的にも聞こえました。(笑)





   最近は訪れる観光客を迎える歓迎の踊りもあるようで、この踊り
   も神々に捧げる儀式というより、お祝いや歓迎の舞のようでした。

   バリ舞踊の基本姿勢は、右足に重心をおき、腰を左横に出します。
   右手は目の高さ、左手は胸の高さにあげます。
   解説より、、、、

   体験コーナーでは皆さんステージに立って熱心に指導を受けて
   いましたよ。
   でもこの姿勢、想像しただけでもけっこうきついですね!!
   踊り手の優雅な腰使いをご覧下さい。


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   画像はマウスオンでスライドショーです。

   こちらはソロのバリダンスです。
   踊り手の目と指の動きにご注目!!

   バリダンスの特徴はこの目の動きと指の動きにあるようです。
   この流し目にも何か意味があるのでしょうね???

   顔を正面に向けたまま目とあごを斜め上にあげ、正面に戻します。
   顔を戻した後は、目をみひらきます。
   解説より 、、、、

   けっこうむずかしい所作ですね。
   でも顔の筋肉のいい運動になるかもしれませんね。
   それにこのバリダンス、ダイエット効果にもなりそう。
   バリダンス、恐るべし!!! です。(笑)