ここは「日本の棚田百選」にも選ばれている岐阜県恵那市の「坂折棚田」(さかおりたなだ)です。
以前にも一度お友達と行ったことがありますが、今回はブロ友さんからのお誘いでオーナーさんの
稲刈りの様子を見に行くことができました。
東向きの斜面に作られた石積みの棚田は、もう稲刈りが始まっていました。
地主さんの棚田はもうすでに稲刈りが終わったようで、昨日はこの棚田の
オーナーになっている方々の稲刈りの日でした。
同じ黄色いシャツを着ているのは、オーナーさん達グループでしょうか?
皆さん、せっせと稲刈りをされています。
明日はどうやら台風の影響があるらしいので、今のうちにですね。
こちらはおじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんまで三世代揃っての家族総出の
稲刈りのようです。
こんな光景は、こういう所でないとなかなか見れない時代になりましたね。
黄金色に輝く頭をたれた稲穂。
あぜ道には彼岸花があちこちに見られました。
山の急傾斜地に石を積んだ棚田は、江戸時代に城などの石垣を積む職人によって
築かれたと言われています。
棚田の中には、こんな「田の神様」が、、、、
実りのお礼でしょうか、一束の実った稲穂が置かれていました。
刈り入れの人々もこの「田の神様」に感謝しつつ、、、
棚田の上の方にはこんな滑稽な案山子が並んでいました。
棚田を熱心に撮っているこのカメラマンも、、、、、、実は案山子でした。
これにはびっくり!!
あまりに良く出来ていてわかりませんでした。
後ろのポケットに入れているペットボトルといい、リアルですっかり騙されました。
近づいてよく見ると、、、カメラのフードは花の苗などが入っているカップでしたよ。(笑)
日本百選にも選ばれている棚田ですが、今ではその棚田の数が年々減りつつあり
棚田をやめてしまうか、こんなふうに別の作物を作る農家も、、、、
たわわに実ったここはキウイーの棚が広がっていました。
帰り道の道路から見わたす「坂折棚田」。
次に来る頃にはまた棚田の数が減っているでしょうか?
のんびりとのどかに見える棚田の風景の中にも、いろいろの問題があるんですね。
もう一度縦画面でのどかな風景を、、、
オーナーさん、もっと増えるといいですね。
止まっていた車のナンバーには、名古屋ナンバーが結構ありました。
都会を離れ、のどかな田舎で時々家族で訪れるオーナーさんになるのもいいかもしれませんね。
ちなみにこのオーナー制度では、年間35、000円で30キロのお米がもらえるのだそうです。
みなさんオーナーさん、いかがですか?