昨日、岐阜のデパートで開催された「世界ネコ歩き」で有名な写真家岩合さんの写真展に行ってきました。
岩合さんの写真展には2015.09にも行っているので今回が二回目でした。
昨日は写真の展示の他にギャラーリートークとサイン会があり、今回はサントリーニ島の猫や
モロッコの猫たちが載っているこの本を買い、さっそくこのページにサインをしていただきました。
前回行った時に頂いたサインはこれです。
可愛い猫ちゃんの絵が描かれたスタンプの上に、目の前でさささーっとサインでした。
多分この絵、岩合さんが描かれたのでしょうね。
普通は本の裏表紙にこの絵とサインが入るのですが、今回ご無理を言ってサントリーニ島をバックに佇む
猫ちゃんのページに、、、(最初の写真)
というのも、丁度一年前偶然にもサントリーニ島の同じような場所で猫ちゃんに会い同じような写真を撮った
思い出がありました。
この猫ちゃんお店の前にいた猫ちゃんですが、飼い猫にしては可愛そうなくらいほっそりと痩せている
猫ちゃんでした。
街歩きの途中なので、思わずパチリと撮った一枚です。
その後、一巡りして同じ場所に戻ってみると、今度は崖の淵のベンチでお昼寝でした。
”あら、またあの猫がいる!”と思わずカメラを向けたら、この猫ちゃんなんと、、、
立ち上がって、とことこ歩き出し、まるで”ここで、いい?”というようにいい場所に移動してくれたのです。
これには感激しました。
こちらの気持ちが通じたようでとっても印象に残る一コマだったのでよく覚えています。
ということで、今回のサインは、サントリーニ島の猫ちゃんのページにということになりました。
岩合さんのお話は、前回同様世界各地で撮影した猫との思い出のお話やその裏話をたくさん
ご披露してくださいました。
左は前回買った本で、右は今回購入した猫の本です。
今回のお話は偶然にも前回買った本に掲載されている猫との撮影秘話が多かったのも面白かったです。
左の猫ちゃんはフランスに住む雌猫で、柵に手をかけて佇むポーズが街でも有名になった猫ちゃんとか。
気が強くこうして下を歩く猫を見つけて、時には下りて行って猫パンチをくらわすのだとか、、、(笑)
”いつも気をはっているから、だから表情が豊かなのかもしれない”と岩合さん。
こちらはイタリア、シチリアの猫で、名前はドメニコ、岩合さんがドンと呼んでいたのだそうです。
岩合さんは、どうやら大きい雄猫がお好みのようでした。
この猫も雄で街をねぐらの野良らしいのですが、イタリアではそんな野良猫を自由猫というのだそうです。
この猫ちゃんは、こんなゆったりのポーズの前には、ハトをジャンプでゲットした後どうやらお食事
したようで、、そのあと近くの教会の中に入り、奥の懺悔室の前で神父さんと会っていたとか。
このお話には、周りからどっと笑いが起きました。
トークの後はサイン会です。
本を購入した200名限定のサイン会でしたが、ここにも長い行列ができていました。
一冊づつささっとサインされ、そのあと一人づつに丁寧に目を見て握手してくださいました。
私の番になり、”すみませんがここにお願いできますか?”と言いつつ本を差し出すと快く
サインしてくださり”サントリーニ島行きましたか?”と訪ねてくださいました。
”はい、去年行きました。ありがとうございます”
ほんの一瞬でしたが岩合さんとお話ができ良かったです。
会場内には岩合さんの撮られた何種類かの本がずらっと並び、みなさんお目当ての本に一目散!!
前回は見かけなかったこんな商品も並んでいました。
今回も会場は満員の盛況で、こんなに猫好きが多いのかとちょっとびっくりでした。
世の中、まだまだ猫ブームは当分続きそうですね。