風のたより

つれづれに

                ~~~  醒ヶ井の”居醒の清水(いさめのしみず)” ~~~

2017-08-31 | 街歩き



醒ヶ井の地蔵川に咲く梅花藻を見ながら川沿いを散策してみました。

脇を通った方が、川の水は湧き水で、もっと先に行くと水源があると教えてくれました。
ずっと奥にある神社の下にあるとのこと、歩いて水源を見ることに。





川沿いの家々の軒先には、緑の鉢が並びます。





川沿いにあった甘未処。

川を渡ってお店に入ります。





火鉢を利用した鉢にはホテイアオイや水草が、、、

なんか風情がありますね。





この水は上流の方では飲み水になるのだそうです。

スイカを冷やすとよく冷えるとか。





川沿いにあったサルスベリの木。

この花びらが川面に落ちて梅花藻に色を添えていたのですね。





静かな道に赤い自転車が印象的です。





川沿いの静かな住宅街。

皆さん川を大事に綺麗に住んでいます。





やっと加茂神社までやってきました。

さっそく階段を上ってみることに。





上からは立派な屋根瓦の醒ヶ井の街が見下ろせました。





ここは旧中山道の醒ヶ井の宿場町でもあったのですね。





神社を下りて、、、

ここが旧中仙道のかつての醒ヶ井の宿場があった所のようです。

今も数件宿屋として営業しているとか。

この辺りでUターンして、、、





加茂神社の下の水源まで戻ってきました。

ここが地蔵川の湧き水の出る水源のようです。
岩の隙間からこんこんと湧き水が流れ出しています。

街の方が言われたようにこの先には川はなく、地蔵川はここからの湧き水で始まり
下までづっと流れているようです。

この水源は居醒の清水(いさめのしみず)と言い、平成の名水百選や水の郷百選に選ばれているとか。

初めて行った醒ヶ井の街ですが、この街のすぐ上には名神高速道路が走っていてました。
何度か通過はしているはずですが、ゆっくりと街を見るのは初めてでした。

暑い中汗をふきふき電車を乗り継いて出かけた醒ヶ井、これもこの夏の良い思い出でになりました。


                     ~~~  水中花の梅花藻を見に、、、 ~~~

2017-08-28 | 季節の草花



夏の時期に咲く梅花藻(ばいかも)といわれる水中花が見たくて、先日JRの電車を乗り継いで
滋賀県米原市の醒井地区にある地蔵川まで行ってきました。

梅花藻の咲いている地蔵川までは、JRの醒ヶ井駅から徒歩5分。
清らかな川の流れと静かな川沿いの家々。





川に沿ってしばらく歩いて、、、

川の水温は14度と聞きました。
川の中に手を入れてみると、、、、冷たーい!!

透明度もかなり高いようです。





やっと梅花藻の生育地のようですが、、、、お花は??

ひょっとしてもう終わってしまったのかと思って先に進むと、、、





やっと梅花藻の群生地に出ました。

これが梅花藻なんですね。
咲いていてよかった!!

初めて見る水中花のお花です。





綺麗な澄んだ川の流れに沿って咲いています。

この地蔵川の川の流れはすべて湧き水ということです。





ところどころにピンクのお花が、、、、どうやらこれはサルスベリの花びらのようです。

以前、梅花藻と一緒にピンクの花が写った写真を見て、このお花は何だろうと思っていましたが
この場所に来てそれがサルスベリの花と分かりました。





梅花藻はキンポウゲ科の植物で、梅の花に似た小さい白い花をつけるところから梅花藻
といわれるようです。





水中に咲く小さい清楚な花。

本当に可愛いお花です。





梅花藻の花言葉は、、、、「幸福になります」だそうです。





梅花藻は清らかな水が流れる所にしか育たない花で、流れがないとダメで、清水だけでは
育たないそうです。





この地蔵川は、あちこちから湧き水が出てこの流れを作っているようで、一年中水温は14度。

夏は冷たく、冬は暖かとか。





夏のこの時期、水中に咲く梅花藻はいかにも涼し気です。





梅花藻の葉は濃緑色で分裂し、流れに沿って1m程にも伸び、その葉っぱの部分は食用にもなるとか。





一度見たかった梅花藻、ちょうど開花の時期に来られ、花ことばのように幸福になりました。


                  ~~~  思いがけない夕陽との遭遇  ~~~

2017-08-26 | 日常の記録



夕方6時半過ぎ、何気なく見上げた空のあまりにも綺麗な色に、思わず携帯を持って外に、、、

刻々と変わるピンクと薄い青とグレーの織り成す空の色!!

やがて西の空に沈みゆく真っ赤な夕陽。

わずか10分ほどの自然のショーでした。
























                    ~~~  高砂百合と・・・モモスケ君  ~~~

2017-08-24 | 



八月も早半ばを過ぎ、裏山に今年もいつしか高砂百合があちこちに咲きだしました。

白い清楚な百合の花は、真夏の暑さをしばし忘れさせてくれるような気がします。





さっそく庭から切って、先日お墓参りの時買ったピンクの百合の花と一緒に入れてみました。

白い百合の花だけより、ちょっと豪華になりました。





白とピンクの百合の花の競演です。

でもやっぱり夏の花は長持ちしませんね。
エアコンのない玄関に飾っていたら、数日もするといつしか白い百合の花も茶色に変わり、、、、






今玄関を飾るのは、近くで拾った可愛い小さい栗をかごに入れて、、、
暑い暑いと思っていても、はや自然はちょっぴり秋の風情を運んでくれています。

秋色の猫の親子が見つめています。(笑)





そして・・・我が家の預かり猫のモモスケ君は、今日も定位置でのーんびり!!

お外はまだまだ暑いので日中はこうして、ここでごろごろしたり,ぐーぐーお昼寝したり、、、





時には庭に来る雀を目で追ったり、裏山から聞こえるセミの鳴き声を聞いたり、いつもと
変わらぬ日々が続いています。

お外へは点滴が終わって、ちょっと涼しくなる夕方6時過ぎごろから出しています。
でも2時間もするとお外は暗くなり、心配になっていつも迎えに行きます。

真夏にしては以前より食欲も戻りカリカリを食べたり、お刺身を食べたり、
季節がらお水もよく飲んで、ちゃんとおトイレも大丈夫。

暑い夏が過ぎて、早く涼しい秋の到来が待たれるところです。

”” モモ君、もうちょっとの我慢だよ、頑張ろうね!! ””

                ~~~  「世界ネコ歩き」の岩合さんの写真展へ  ~~~

2017-08-21 | 



昨日、岐阜のデパートで開催された「世界ネコ歩き」で有名な写真家岩合さんの写真展に行ってきました。

岩合さんの写真展には2015.09にも行っているので今回が二回目でした。
昨日は写真の展示の他にギャラーリートークとサイン会があり、今回はサントリーニ島の猫や
モロッコの猫たちが載っているこの本を買い、さっそくこのページにサインをしていただきました。





前回行った時に頂いたサインはこれです。

可愛い猫ちゃんの絵が描かれたスタンプの上に、目の前でさささーっとサインでした。
多分この絵、岩合さんが描かれたのでしょうね。

普通は本の裏表紙にこの絵とサインが入るのですが、今回ご無理を言ってサントリーニ島をバックに佇む
猫ちゃんのページに、、、(最初の写真)





というのも、丁度一年前偶然にもサントリーニ島の同じような場所で猫ちゃんに会い同じような写真を撮った
思い出がありました。

この猫ちゃんお店の前にいた猫ちゃんですが、飼い猫にしては可愛そうなくらいほっそりと痩せている
猫ちゃんでした。

街歩きの途中なので、思わずパチリと撮った一枚です。





その後、一巡りして同じ場所に戻ってみると、今度は崖の淵のベンチでお昼寝でした。

”あら、またあの猫がいる!”と思わずカメラを向けたら、この猫ちゃんなんと、、、





立ち上がって、とことこ歩き出し、まるで”ここで、いい?”というようにいい場所に移動してくれたのです。
これには感激しました。

こちらの気持ちが通じたようでとっても印象に残る一コマだったのでよく覚えています。

ということで、今回のサインは、サントリーニ島の猫ちゃんのページにということになりました。





岩合さんのお話は、前回同様世界各地で撮影した猫との思い出のお話やその裏話をたくさん
ご披露してくださいました。





左は前回買った本で、右は今回購入した猫の本です。

今回のお話は偶然にも前回買った本に掲載されている猫との撮影秘話が多かったのも面白かったです。

左の猫ちゃんはフランスに住む雌猫で、柵に手をかけて佇むポーズが街でも有名になった猫ちゃんとか。
気が強くこうして下を歩く猫を見つけて、時には下りて行って猫パンチをくらわすのだとか、、、(笑)

”いつも気をはっているから、だから表情が豊かなのかもしれない”と岩合さん。





こちらはイタリア、シチリアの猫で、名前はドメニコ、岩合さんがドンと呼んでいたのだそうです。

岩合さんは、どうやら大きい雄猫がお好みのようでした。

この猫も雄で街をねぐらの野良らしいのですが、イタリアではそんな野良猫を自由猫というのだそうです。





この猫ちゃんは、こんなゆったりのポーズの前には、ハトをジャンプでゲットした後どうやらお食事
したようで、、そのあと近くの教会の中に入り、奥の懺悔室の前で神父さんと会っていたとか。

このお話には、周りからどっと笑いが起きました。





トークの後はサイン会です。

本を購入した200名限定のサイン会でしたが、ここにも長い行列ができていました。

一冊づつささっとサインされ、そのあと一人づつに丁寧に目を見て握手してくださいました。

私の番になり、”すみませんがここにお願いできますか?”と言いつつ本を差し出すと快く
サインしてくださり”サントリーニ島行きましたか?”と訪ねてくださいました。

”はい、去年行きました。ありがとうございます”

ほんの一瞬でしたが岩合さんとお話ができ良かったです。





会場内には岩合さんの撮られた何種類かの本がずらっと並び、みなさんお目当ての本に一目散!!





前回は見かけなかったこんな商品も並んでいました。

今回も会場は満員の盛況で、こんなに猫好きが多いのかとちょっとびっくりでした。

世の中、まだまだ猫ブームは当分続きそうですね。