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お友達からのお誘いを受けて、秋まぎわの伊吹山へ出かけました。
伊吹山は、岐阜県と滋賀県の県境に位置する、日本百名山の一つに数えられる名峰です。
標高1,377.3mあり、さまざまな山野草が自生するお花畑でも有名な所です。
春夏には特にお花の種類もいっぱいですが、登る人もまたいっぱい。
夏も終盤を迎えた今は、秋の花のサラシナショウマが咲いていると新聞に掲載されていました。
その外、どんな山野草に出会えるのか期待をこめて出かけました。
山頂に近い駐車場から上り口は三つのコースに分かれていて、先ずは大きく回る西回りのコース
をとり、岩場の細い山道を一列になって山頂をめざし登っていきます。
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歩き出してすぐに、いろいろな山野草がまだまだ咲いているのが見えました。
まずはアザミの仲間のイブキアザミ、可愛い小花のミツバフウロ、黄色い色が鮮やかな
アキノキリンソウ、背高のっぽのオオハナウドや黄色い小花のキンミズヒキ、ピンクのシモツケ
などなど、、、
細い岩場の道を登っていくにつれて、雄大な風景と眼下には滋賀県の琵琶湖が見えてきました。
山頂からは、琵琶湖や日本アルプス、伊勢湾まで見渡せる大パノラマが広がっています。
この伊吹山は、古くは「古事記」や「日本書記」にもその名が記され、日本武尊(やまとたけるのみこと)
の伝説にも登場する歴史的な山なのだそうです。
山頂のお花畑は、山野草や薬草を初め、野鳥、昆虫などの「国の天然記念物」に指定されて
いるのだとか。
山頂付近のベンチに座り、眼下に広がる雄大な景色を眺めながら持ってきたお弁当を拡げました。
秋の伊吹山の花々をデジブックにまとめてみました。
可憐な花々をどうぞごゆっくりご覧下さい。
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山頂近くの小屋では、たくさんの山野草のパネル写真の展示があり、小屋を預かる方としばし花談義。
知らない花の名は、分厚い植物図鑑を広げて教えてくださいました。
こんなふれあいが出来るのも、花の宝庫ならではの楽しみですね。
ひとしきりの花談義の後は、今度はゆっくりと帰りの東回りのコースをおりていきます。
秋の伊吹山の花の代表を飾るように、サラシナショウマやイブキトリカブトの群生がありました。
ベストポイントにはアマチュアカメラマンの方々も、、、
境界線のロープの奥に踏み込んでの撮影跡がいっぱいあったは、ちょっと残念でしたが、、、
すすきが風に触れる光景は、もう秋ですね。
雄大な秋の空に見送られながら山頂近くの駐車場まで戻りました。
久しぶりに自然に触れ、たくさんの山野草に出会えた幸せな一日でした。
やっぱり“自然は大きなホスピタル!!”ですね。