風のたより

つれづれに

   伊吹山の花々

2009-08-29 | 季節の草花
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     お友達からのお誘いを受けて、秋まぎわの伊吹山へ出かけました。
     伊吹山は、岐阜県と滋賀県の県境に位置する、日本百名山の一つに数えられる名峰です。
     標高1,377.3mあり、さまざまな山野草が自生するお花畑でも有名な所です。

     春夏には特にお花の種類もいっぱいですが、登る人もまたいっぱい。
     夏も終盤を迎えた今は、秋の花のサラシナショウマが咲いていると新聞に掲載されていました。
     その外、どんな山野草に出会えるのか期待をこめて出かけました。

     山頂に近い駐車場から上り口は三つのコースに分かれていて、先ずは大きく回る西回りのコース
     をとり、岩場の細い山道を一列になって山頂をめざし登っていきます。


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     歩き出してすぐに、いろいろな山野草がまだまだ咲いているのが見えました。
     まずはアザミの仲間のイブキアザミ、可愛い小花のミツバフウロ、黄色い色が鮮やかな
     アキノキリンソウ、背高のっぽのオオハナウドや黄色い小花のキンミズヒキ、ピンクのシモツケ
     などなど、、、

     細い岩場の道を登っていくにつれて、雄大な風景と眼下には滋賀県の琵琶湖が見えてきました。
     山頂からは、琵琶湖や日本アルプス、伊勢湾まで見渡せる大パノラマが広がっています。

     この伊吹山は、古くは「古事記」や「日本書記」にもその名が記され、日本武尊(やまとたけるのみこと)
     の伝説にも登場する歴史的な山なのだそうです。

     山頂のお花畑は、山野草や薬草を初め、野鳥、昆虫などの「国の天然記念物」に指定されて
     いるのだとか。
     山頂付近のベンチに座り、眼下に広がる雄大な景色を眺めながら持ってきたお弁当を拡げました。





     秋の伊吹山の花々をデジブックにまとめてみました。
     可憐な花々をどうぞごゆっくりご覧下さい。


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     山頂近くの小屋では、たくさんの山野草のパネル写真の展示があり、小屋を預かる方としばし花談義。
     知らない花の名は、分厚い植物図鑑を広げて教えてくださいました。
     こんなふれあいが出来るのも、花の宝庫ならではの楽しみですね。

     ひとしきりの花談義の後は、今度はゆっくりと帰りの東回りのコースをおりていきます。
     秋の伊吹山の花の代表を飾るように、サラシナショウマやイブキトリカブトの群生がありました。
     ベストポイントにはアマチュアカメラマンの方々も、、、
     境界線のロープの奥に踏み込んでの撮影跡がいっぱいあったは、ちょっと残念でしたが、、、

     すすきが風に触れる光景は、もう秋ですね。
     雄大な秋の空に見送られながら山頂近くの駐車場まで戻りました。
     久しぶりに自然に触れ、たくさんの山野草に出会えた幸せな一日でした。
     やっぱり“自然は大きなホスピタル!!”ですね。



再度の花火撮影 !!

2009-08-24 | 花火撮影
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     まだまだ日中の暑さは残っても、ここ数日心なしか朝晩ぐっと凌ぎ易くなってきました。
     それもそのはず、昨日は暦の上では「処暑」だったようです。
     そろそろ暑さも峠を越したということでしょうか?


     そんな8月も終わりがけの先週土曜日、近くの町の美濃加茂市で「おん祭MINOKAMO2009」
     と題して花火大会がありました。
     近くに住んでいても、今までここの花火大会には出かけたことがありません。
     関心がなかったからかもしれませんが、、、


     前回犬山の花火撮影では、一眼での初めてのバルブ撮影で四苦八苦した経験を味わったばかり。
     事の顛末をつぶさに書き、娘からは読んでいるだけで疲れたと苦情がきました。(笑)
     そんな一眼での花火撮影でしたが、何事も経験してみないと分かりませんよね。
     まだまだ余韻の残る花火撮影でしたが、今のうちにと再度挑戦(?)してみようと出かけてみました。


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     この日の朝は雨。
     去年はやはり花火打ち上げ当日雨で延期になったとか。
     今年もそうかなと思っているうちに、次第に雨も上がり午後からは夏の暑さが戻りました。
     会場の広い木曽川緑地には、特設ステージと盆踊り会場が出来ていました。
     長い土手沿いには延々と夜店が並んでいます。


     午後6時頃から特設ステージで和太鼓演舞と大蛇の舞が始まり、続いて珍しい手筒花火が
     始まりました。
     火のついた手筒は一瞬のうちに夜空をを明々と照らし出します。
     こんな近くで手筒花火を見たのは初めてでした。
     迫力ありますね。


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     日もとっぷりと暮れた午後8時からは、いよいよ打ち上げ花火が始まりました。
     前回の失敗を、繰り返さないようにと少々緊張してのスタンバイです。
     今回の設定は
     IS100.
     露出はマニュアル(M)で絞り値をF8に設定。
     ホワイトバランスは晴天。
     シャッター速度はバルブ。

     前回は絞り値を11にしていましたが、今回は8にしてみました。
     といっても正直のところ、どんな違いがあるのか良く分かっていないのですが、、、(笑)


     またもや打ち上げ花火の1時間はあっというまでした。
     ただ前回よりほんのちょっと心にゆとりが出来たかなと思う程度。
     やっぱりこれは何度も何度も経験するしか上達の道はなさそうです。

     多くの花火撮影をされたブログ掲載の写真を見せていただくと、その差は歴然!!!
     素晴しい写真にため息が出ますが、初心者用一眼では、これで精一杯って感じです。
     カメラもレンズも違うんでしょうね。
     もちろんそれに技の違いが入りますけど、、、

     まだまだ道遠しですが、次回はまた来年のお楽しみにとっておきましょう。






“精霊送り灯ろう流し”

2009-08-18 | 犬山散策
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     お盆の行事の最後を飾るように、17日午後6時より、犬山善光寺主催の盆供養の
     “精霊送り灯ろう流し”が行われました。
     開催場所は、先日の花火大会が開催された同じ木曽川の犬山橋上流です。

     毎年8月17日のこの日に長年行われているというこの行事のことを、近くに住んでいても
     まったく知らずでした。
     木曽川の夕景でも撮ろうと出かけ、偶然この伝統行事を目にすることが出来ました。
     これも何かのご縁なのでしょうか?
     名鉄電車の中刷り広告もあったようですが、あまり電車に乗ることもないので知りませんでした。


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     夏の日が西に傾き始めた午後6時過ぎ頃から、灯ろうを手にした人々が三々五々船着場
     周辺に集まってきました。
     川沿いのテントの中からは、ずっと数人の僧侶による読経が流れています。

     この“精霊送り灯ろう流し”は、犬山善光寺のお盆の行事の一つ。
     宗派は天台宗で、長野の善光寺の分身ということです。
     数年前までは、船が何艘も何艘も出て、もっと盛大だったと手伝いの方が言っていました。


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     次第に辺りが薄暗くなると、人々をのせた川船の出港です。
     先頭の船には僧侶の方が乗られ人々は川面に流す灯ろうを手に上流に向かいます。

     船着場から1~2キロ離れた上流の川の中洲より、読経の流れる中ろうそくに火をともした
     灯ろうを川に浮かべます。
     さっきまでの暑さが嘘のように、いつの間にか川風が涼しい川を運んできたような気がします。


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     一つ一つの灯ろうをゆったりと木曽川に流し、先祖への供養が続きます。
     この日は西からの風があり川面に浮かぶ灯ろうは、はるか彼方に、一つ、また一つ。
     行事が終わるころには日もすっぽりと暮れ、犬山橋を照らす橋の明かりが点々と、、、、

     我が家も今年、主人の初盆でした。
     次女夫婦とともに、ささやかな初盆供養を終えたばかりでした。 
     流れる灯ろうに川岸より思わず手を合わせました。
     “どうぞ御霊よ安らかなれ”と祈りつつ、、、、






  初めてのバルブ撮影顛末記

2009-08-13 | 花火撮影
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     前日の大雨で一日延期になった恒例の「日本ライン夏まつり」の花火大会に出かけました。
     この時期に行われる花火大会は、今やこの地方の夏の風物詩になっています。
     毎年のように見ている花火大会ですが、撮影となると話は別!!
     夜で、しかも瞬時に動く花火の撮影には何度もてこづっています。
     三脚も持たず開始間際にのこのこ出かけて行った数年前に味わった花火撮影のむずかしさ
     が甦ってきました。
     ところが今回は何故かバルブ撮影をやって見たいという思いになりました。
     二台目のカメラとして初めて買った一眼も買って以来あまり触っていません。
     せっかく買ったのに、どうしても使い慣れたコンデジの方に手が伸びます。
     ということで、今回は思い切って花火撮影をあえて一眼で撮ってみようと思い立ちました。


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     とはいえ、花火撮影には欠かせないカメラや三脚はあっても、もう一つの三種の神器の
     レリーズがない!!
     慌ててカメラを買ったお店に前日出かけ、やっとレリーズをゲット!!
     これでカメラ、三脚、レリーズと一応は花火撮影に必要な物は揃ったわけですが、、、
     問題は山積状態!!!
     まづ買って以来数回しかこの一眼のカメラを使っていないこと。
     加えて三脚がどうも自由に首が回らない機種らしいということ。
     前日買ったレリーズの使い方も初めてで、二段階式のONN,OFFのタイミングもつかめません。
     ましてバルブ撮影は今回がはじめて。
     こんな初めて尽くしの状態でバルブ撮影をやろうと言うのが土台かなり無謀なのです。(笑)
     それでも取り合えずネットにたくさん載っている「花火撮影のコツ」らしき物を片っ端から
     読んでいるうちに、分かったような気分になり少しづつその気になってきました。


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     花火撮影の第一は先ずは「場所取り」から始まるとのこと。
     午後7時半開始なので3時間前ぐらいには出かけないと遅すぎるでしょう。
     打ち上げ場所近辺はいつも人ごみで渋滞し近くまで車で出かけ帰り大渋滞に巻き込まれ
     10分で戻れるところ1時間半もかかった記憶がありました。
     今回は車はスーパーに駐車し後は歩きです。
     必要な荷物はリュックにつめてさあ出発!!
     現地に行ってみると、一日延期になり平日の為か意外なほど人が少なくまばらで、難なく
     割合良い場所をゲットできました。
     お隣にはベテランらしきアマチュアカメラマンの方が数人すでにスタンバイです。


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     打ち上げまでの間あちこちで撮られたという花火の写真をみせていただいたり、いろんな
     小道具を拝見したり、、、
     たとえば強力な手元ランプや水平器、途中光を遮断する黒い板などなど、、、
     新米撮影者にとって、どれも持ち合わせのないものばかりです。
     ちなみに最初の画像は、このベテランさんのカメラのセット。
     二台のカメラで角度をかえてバッチリ撮影の構えです。
     さすが違いますね。
     クリック後の画像が私のカメラ。
     犬山城をバックにスタンバイはしていますが、、、、
     果たしてどんなことになることやら、、、、、???


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     気を取り直し先ずは基本の露出設定に。
     IS100.
     露出はマニュアル(M)で絞り値をF11に設定
     ホワイトバランスは晴天。
     シャッター速度はバルブ。

     自由に首の振らない三脚にカメラをセットし先ずはスタンバイ。
     何度も花火の上がる方向にカメラを向けてはいても、打ち上げる船は5艘。
     いつどこから上がるか分からない状態です。
     首の振らない三脚に固定したカメラは、丁度その方向に入った花火だけしか撮れない
     というかなり厳しい状態です。
     いよいよ開始の数発を合図に打ち上げ花火の開始です。
     思わずレリーズに力が入り、なかなか打ち上げのタイミングとレリーズのONN,OFFの
     タイミングが掴めず失敗の連続!


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     あせりだけが先行し、なかなか流れに乗れずですが、丁度日よけ用にとはめていた黒い
     手袋を遮光紙代わりに使い多重露出とやらもやってみようと試みました。
     結果はご覧のとおり遮光紙の取り外しのタイミングが合わず露出オーバーで、彩り鮮やかな
     光が単なる白っぽい画面になってしまいました。
     やはり2,3秒で切るべきでした。
     切るタイミングが掴めず15秒以上開いていたような、、、、??
     それと首の振らない三脚の為かセット以外の場所から打ち上げられた花火はみな尻切れトンボ!


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     慌てて三脚ごとずらした為にせっかくのセットした画面がブレブレに!!
     1時間はあっという間に過ぎ、あっけなくの終了です!!
     まだまだ問題だらけで終った私の初めてのバルブ撮影となりました。

     ブログにアップするには、かなりボケボケが多く恥ずかしいのですが,今回は「初めての
     バルブ撮影の記録」として残すことにしました。
     お見苦しい点は御容赦を!!!
     かくしてドキドキ、ハラハラの花火撮影は無事(?)終了となりました。
     なんだか気分的にすっかり疲れましたが、とてもよい経験になりました。









小さな訪問者

2009-08-08 | 
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     遅い梅雨が明けたと思ったら、暦の上ではもう早立秋なんですね。
     どうやら近海に近づいていた台風もどこかへそれたようで一安心です。

     ところでいつもの三軒先のモモスケ君は今でも元気です。
     毎日毎日いつもと同じように我が家にご出勤。
     出かけ先から戻ってみると、今日は玄関先のこんな所からお出迎えしてくれました。
     と、、、、、思ったら早速部屋に入りコックリコックリ。
     “おばさん遅かったから、待ちくたびれちゃった!!”


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     あら?いない。
     あれ、どこへ行ったかな?

     と探すと、、、、二階のこんな所にいました。
     風の通るこの場所がお気に入りのようで、敷居を枕に気持ち良さそう!!
     ソファよりこっちの方が気持ちいいかな?


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     でもモモスケ君,いつも寝ているだけではありません。
     ちゃんとこうして今日は腹筋運動。
     大きく伸びて~~~~いちに、いちに!!

     最近お腹の周りがますます気になりだしたおばさんもやらなきゃね。
     それにしてもモモスケ君の体、なんて柔らかなんでしょう。
     やっぱり負けるわ。
     でも少しは見習わなきゃね。


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     あら、今度はカーペットの上。
     ちょっとそこは暑いんじゃない??
     何か考え事かな??
     モモスケ君にも考えることが、いっぱいあるんだよね。

     、、、と思うのは、人間の勝手。
     そのうちだんだん眠くなって、、、、、
     最後はやっぱりごろんとひっくり返りスヤスヤ、、、、
     “また眠くなってきただけだよ!!”

     やっぱりそうか。(笑)
     モモスケ君、いい夢見てね!!