ジジがいなくねってから今日で早くも1ヶ月が過ぎました。
あの日の最後のジジの様子は、今でもはっきりと覚えています。
あの日の夕方、我が家の庭からフェンスを越えてお隣の石垣の上にぴょんと乗ってじーっと
私を見ていました。
その前に庭にいるキキを抱っこして部屋に入れた後だったので、”僕はここだよ”とでも言うように。
追えば必ず逃げることが分かっていたので、そのジジの様子をただ見ていた私でした。
今までにも何度か遅くに戻ってくることがあったので、後で戻ってくるだろうと思っていたのですが、、、、
その姿を最後に今もってジジの消息は掴めぬままです。
今までに幾つかの情報を頂きましたが、残念ながら二件とも黒猫違いでした。
この一か月急にいなくなった兄弟猫のジジを思ってか、今でもキキは寂しそうな表情をします。
ただ我が家に迎え入れたジジとキキのこれまでのことを綴ったこのブログの中のカテゴリーの猫
を読み返してみると、いかにジジが最初から外に出たがっていたか分かります。
最初に外に出てしまったのもジジでしたし、いつも外を見ていたのもジジでした。
元は二人とも野良ちゃんだったので自由に自然の中を歩き回っていたのですから、やっぱり
狭い部屋の中は少々窮屈だったのかもしれません。
飼い主の私もそんな二人を見て庭に出していたのも今となっては悔やまれることですが
少しでも元いた環境に近い方がストレスがないのではと思ったことが甘かったようです。
あんなに仲良かったキキとジジですから、いつかきっとキキの匂いのするこの庭に、そしていつも
入っていたキャリーバックの匂いのするこの場所を忘れずに、きっと長い放浪の旅からジジがいつか
戻ってくるのではと思っています。
秋晴れの続く中、今日もキキはゲージの中で一人寂しくジジの戻ってくるのを待っています。
”ジジ!キキがいつも待ってるよ。お外が飽きたらいつでも戻っておいでね!!”
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それにしても前後していなくなったご近所の猫ちゃん達の消息もいまだつかめないというのも
不思議な気がします。